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ブルーテトラ

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長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

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ブルーテトラ
画像提供:オオツカ熱帯魚

ブルーテトラ

学 名:Boehlkea fredcochui
通称名
英 名:Cochu's blue tetra
分 布:アマゾン川流域
サイズ:5cm
Temp :22-26℃
pH  :弱酸性~弱アルカリ性


体からにじみでる上質なブルーがとても美しい、淡水魚の中では珍しい色彩の小型テトラ。光線の当たり具合で違った色彩に見え、やや青味がかった蛍光管で照らすと、より一層ブルーの色彩が映える。一般的なネオンテトラなどと比べると、ひとまわり程大きく、複数匹をまとめて泳がすととても神秘的だ。東南アジアからの養殖個体が、求めやすい価格で流通している。

ただし、その性格にやや難がある。性質がかなり荒く、同居する魚を激しく追いたてまわす。特に同じような小型のテトラ類と混泳させた場合、相手が大人しければつつき殺してしまうことも。よって混泳には、注意が必要。その様な性格から、一般種ではあるが販売を敬遠するショップも多い。もしショップの販売水槽に本種が泳いでいたら、しばらくじっと観察していれば、きっと気性の荒さを認識できるだろう。

もし混泳させるのであれば、似通った種類ではなく、違う体型の本種よりも少し大きめな魚を選ぶと良いだろう。また本種ばかりで飼う場合は、10~20匹単位で泳がせ、個体間に優劣がつきにくい環境を用意すると良い。このような性格の他の魚にも当てはまるのだが、特定の個体(もしくは種類)がイニシアティブをとれない様に管理するのがコツだ。

飼育は、東南アジアでの養殖個体だけあって容易。特別な配慮は、特に必要ない。餌も一般的な人工飼料から冷凍飼料各種口にするので飼いやすい。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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