ホノルルの絶景スポット、タンタラスの丘でサンセットを鑑賞
ホノルルNo.1の夜景スポットとして知られるタンタラスの丘。実は、丘の頂上には日中のみ入園できる展望公園、プウ・ウアラカア州立公園があり、ここから壮大なホノルルの景色を眺めることができるんです。今回は、ローカルもデートに訪れるサンセットタイムを狙って行ってきました。プウ・ウアラカア州立公園へのアクセス
ワイキキから車で20分。ホノルルの北、コオラウ山脈の山裾にタンタラスの丘はあります。夜景観光ツアーは多数催行していますが、昼間のツアーはほとんど行われていないので(マノアの滝トレッキングとの組み合わせツアーなど一部あり)、アクセスはレンタカーで。ワイキキからマッカリー通り~ワイルダー通りを経由してマキキ通りを山側へ。マキキの坂を登り、マキキ・ハイツ・ドライブ、ラウンド・トップ・ドライブ、マキキ通りの3分岐をラウンド・トップ・ドライブへと進みます。ここから先は道が狭く、ヘアピンカーブの連続。途中、道がうねる度にホノルル市街の景色が見えてきますが、ドライバーはグッと我慢して運転に集中を。分岐から5分ほどで、いわゆるタンタラスの丘と呼ばれる夜景鑑賞用の路肩を通過。そこから1キロ弱登ったところに、プウ・ウアラカア州立公園入口の看板があります。
ホノルルを一望! ダイヤモンドヘッドを見下ろす絶景
公園ゲートを通り、並木道を抜けると駐車場がありますが、そのまま左へ進み、展望台手前の駐車場に駐車。展望台に差し込むオレンジ色の光に吸い込まれるように歩いて行くと、思わず「わぁ~!」と声を上げてしまう絶景が待っていました。左には、ダイヤモンドヘッドとワイキキ、中央にはアラモアナとダウンダウンのビル群、右には、ホノルル空港。そして、それらの奥には、ホノルルの海が広がる素晴らしい眺望。夕日はビーチに傾き、ホノルルのすべてをオレンジ色に染めています(日の入りの場所は季節によって異なる。ホノルルの日の入り予想時間は、「Sunrise and sunset in Honolulu」でチェック)。
夕日が水平線に触れてから沈むまでは、あっという間。カップルはもちろん、展望台に立つみなさんも、美しいサンセットにしばしうっとり。とてもロマンテックな時間が流れていました。
ホノルルがきらめく、タンタラスの夜景
残念ながら、プウ・ウアラカア州立公園は日没後閉園に。ポツポツと灯りが灯り始めるホノルルの景色や宝石のようにキラキラ瞬くイルミネーションを鑑賞したい人は、公園下のラウンド・トップ・ドライブの路肩へ移動します。ハワイでは、ネオンサインが禁止されているため、外灯の柔らかい光に包まれるホノルルの夜景は、とてもキレイ! 暗闇の中に浮かび上がるダイヤモンドヘッドのシルエットも幻想的です。山道の運転には要注意
アクセスの項でご紹介した通り、タンタラスまでの道はヘアピンカーブが続き、夜景観賞後の暗い夜道の運転には、ますます注意が必要。夜景鑑賞のみで訪れる人も、道路標識などかなり見づらくなるので、気を付けて運転してください。ワイキキから往復20ドルほどで夜景観光ツアーが行われており、レストランでのディナーやローカルグルメとセットになったツアーもあるので、そちらを利用するのが安全です。また、プウ・ウアラカア州立公園周辺は、夜間に犯罪なども発生している治安の良くないエリアです。夜景観光ツアーの車が帰った後(ツアーのピークは19~20時)の遅い時間に訪れたりすることのないよう、また、日中でも車上荒らしにご注意ください。
<DATA>
■PUU UALAKAA STATE WAYSIDE(プウ・ウアラカア州立公園)
住所:Round Top Dr.
開園時間:7:00~18:45(夏季4月1日~9月2日は7:00~19:45)