富める者から富む
お金も同じで、かつて中国のトウ小平氏が「富める者から富め」と言い、中国資本主義国家としての発展が始まったように、経済のトリクルダウン効果をもたらすのです。
お金があれば消費によって社会貢献できます。交流の場を作ったり、情報を発信したり、医療を提供したり、学校を建てたりできます。そして、賛同する人が増えて、そのネットワークは大きくなっていきます。
政府に頼り、社会保障制度にぶらさがり、「なんとかしろ」とシュプレヒコールを挙げ、責任を他人に転嫁させる人と比べれば、よほど健全ではないでしょうか。
政府の財政がどうとか、富裕層から税金を取れとか、そんな他人のことでごちゃごちゃ言うのではなく、まずは自分が率先して富むことを考える。
それは自己中心的な考え方をしろということではなく、自分の生活基盤をしっかり作り、価値を生み出すことに専念できる体制を作ろうという意味です。