自動車保険の見直しタイミング、見逃さずに
生活全体で考え、今の自動車保険の内容や必要性の見直しを
保険会社の見直しだけでなく、補償内容の見直しも大切です。例えば、運転する人の年齢が変わったり、運転する人が変わったりしたら見直しを考えるときです。
補償内容の見直し例として、「自動車に乗る人の年齢が上がった」という方は、年齢条件を見直すことで安くできるかもしれません。「自動車に乗る人が限られるようになった」という方であれば、家族限定、本人限定で安くできるかもしれません。
加入内容がフルカバータイプか、エコノミータイプか、免責の条件、今の利用状況や車の価格、自分の預貯金など、生活全体で考えた場合、今の車両保険の内容や必要性を考え直してみてもよいでしょう。
年間数万円の買い物。なんとなく更新してしまうのではなく、「大きな買い物をしている」ことを思い出して、面倒くさがらずにぜひ見直しを検討してください。
保険会社を変更。その場合、現在の割引はどうなる?
自動車保険には等級割増引制度があります。新規加入時には6等級からスタート、保険を使わなければ次回更新時に1等級ずつアップして割引が適用されます。逆に保険を使うと、3等級ダウンします(ノーカウント事故、等級据え置き事故は除く)。長年保険を使わずにいると割引も進み、保険料がずいぶん安くなりますが、この等級は保険会社を替えても引継がれます。例えば、現在自分の等級が10等級であった場合、割増になる事故がなければ、次年度は11等級で別の保険会社で契約することができます。ただし、等級が引継げるのは損害保険会社、農協、全労済で、その他共済は保険会社によって引継げるかどうか異なります。
■等級の引継ぎができる保険会社
- 損害保険会社各社
- JA共済
- 全労済
- 中小企業共済
- 教職員共済
- 全国自動車共済
- 自治労災(引継ぎできないところが多い)