「笑えない」という人にこそ見て欲しい
「きらっといきる」の「バリバラ」に出演した「ゆうじーず」の漫才 (C)NHK
はっきり言えるのは、今までにテレビで見たことのない映像満載だということ。ただ、番組のクオリティとは別のところで、障害のある出演者をどうしても笑ったりできない方も、確実にいらっしゃるとは思います。
「バリバラ」の1ファンとして願うのは、そういう方にこそ今回の2時間特番を見て欲しいということ。「障害者を笑うことは許されない」という意識が働いてしまう方は、無理に笑おうとしなくても、自ら進んでバラエティーをやりたかった障害者もいることを認識するだけでも全然OKだと思います。
ただ、2時間にわたって番組出演者の生の声を聞き、全力で行動する姿を見ているうちに、結局のところ、バラエティーで大暴れする芸人たちと比較して、そんなに大して変わらないってことに気づくんじゃないでしょうか。
そこまで行けば、お腹を抱えて笑えるようになるまであと一歩。いずれにしても、これまで有り得なかったバラエティーだけに一見の価値はあるはず。見始めたときに感じていた違和感も、2時間後にはどこかに吹き飛んでしまうんじゃないでしょうか。
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NHK教育「きらっといきる」「バリバラ」
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