新しい道路や建物を地図に反映
まったく動いていない本線を尻目に海老名出口方面はがらがら
圏央道の海老名出口は、2010年2月に開通したから地図に反映されているのは当然として、カーナビタイムは地図や施設などの情報をサーバーに保持し、定期的に最新データに更新しているため、新規開通の道路や施設なども反映される。地図データの更新は年に3回のペース。もちろんカーナビタイムにも地図データを保持するので、通信圏外でもカーナビタイムは使える。
ガソリン料金、駐車場の空き、地図上に情報が満載
海老名の市内を走っていると地図上に、アイコンがたくさん出ているのに気づく。これは、情報がある場所を示している。たとえばR:¥123の吹き出しがあるのは、ガソリン価格の情報を提供しているガソリンスタンド。ガソリンスタンドを価格情報付きで検索できる通信ナビは多いが、このように地図上に表示できるのはカーナビタイムが初めてだ。地図がややごちゃごちゃする感はあるが、わざわざ検索操作をしなくても場所を確認できるというのが便利だ。ほかにもTV紹介の吹き出しがあるアイコンは、TV番組で紹介されたことのあるスポット。アイコンにタッチすれば、画面下にスポット名が表示され、詳細情報を見ることもできる。
またタイムスなど、ナビタイムと連携しているコインパーキングは、地図上で満車か空車ありなのかを確認できる。いちいち周辺検索しなくても、地図上で駐車場の場所のみならず、満車/空車を確認できるのはありがたい。
通信費用は月額525円
詳細な条件の指定ができる
このように、カーナビタイムが通信で得られる情報は実に多彩。しかも、特別な操作をしなくても、情報にアクセスできるように考えられている。クルマで使うカーナビだから、運転以外の操作はなるべくしないほうがいいわけで、このあたりはよく考えられている。
通信費用は、誰でも割シングル(特定機器)の利用で月額525円(未利用時は1050円/月)。そのほか、新規契約時に契約事務手数料(2835円)が必要だ。また2年の継続契約が条件で、途中解約時は契約解除料(9975円)がかかる。これを安いと思うか、高いとみるかは、ユーザーの使用頻度によると思う。毎日のようにクルマにのって出かける人なら、けっして高いものではないと思う。
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・ナビタイム