秘訣2:吊り戸棚はオマケ
キッチンに吊り戸棚はなくてはいけない! と思っていませんか? モノが入りきらないと困るから、スペースが限られたキッチンでは、少しでも多く収納が欲しいと思うのは自然なこと。でも、絶対に吊り戸棚って必要なのかどうか、ちょっと考えてみましょう。システムキッチンの幅240センチ。3畳ほどの小さなキッチン。窓の上の吊り戸棚がないだけでもスッキリ! |
そうなると吊り戸棚の上半分には、殆ど使わないモノを置くことになって、結果として使わないまま何年も経ってしまうことに。 それでも、水筒とか重箱がしまえるのでありがたいと思えることもあります。
その一方で、吊り戸棚がいつも頭の上にあることで、うっとおしさや圧迫感があることも事実。あることが当たり前になっていると、その不快感にも馴れてしまって気づかないものなのです。
そのことを実感するためにも、キッチンのショールームやモデルハウスへ行って、吊り戸棚のないキッチンを体験してみるとよく分かります。収納量のことを抜きにして考えれば、頭の上に大きなスペースが空いているというのは気持ちいいことです。
吊り戸棚がなければ、大きな窓から外を眺めたり、ダイニングまで広々と見渡せるキッチンになって、さぞや心地いいひと部屋……と想像を巡らしてみてください。
キッチンを新しくするチャンスがやってきたら、吊り戸棚はオマケの収納だから無くてもいい! と考えてみてください。
といっても、現実には収納量が足りなくて困る!という大問題を解決しましょう。