手持ちの家具の上を活かす
チェストの上にはミラーや花瓶などを飾って、ドレッサーにしても◎ |
部屋の中にすでに手持ちの家具があって、しかもそれが背の低いタイプのものなら、その家具の上の空間を利用してみては如何でしょう。
引き出し式の家具は、たいがい目線よりも低い高さ寸法のものですので、そこから天井までの空間があいています。この空間が部屋にゆとりをもたらしてくれるのですが、それよりも実用が優先するなら、ここをうまく使うしかありません。 そこでここでも、既にご紹介した組立家具を使います。
この場合には、ハンガー掛け用のパイプを付けずに、棚だけで構成します。 幅と奥行きは、手持ちの家具がすっぽり入る寸法にして、高さは扉の高さと同じくらいが目安。
そして棚を4~5段つけるのですが、下2段には、たたんだ衣類を重ねて、上の棚には収納ボックスを置きます。 上に置いた収納ボックスは、季節はずれの服やレジャー用品などをしまっておくことに。
組立家具の材質と色は、手持ちの家具と相性のいいものを選んでください。
収納ボックスもアイボリーやベージュなどの布製だと落ち着いた感じに見えます。ブリキやプラスチックのボックスにするときは、部屋の雰囲気を壊さないようにご注意を。
部屋の広さや手持ちの家具、服の点数など状況に個人差はありますが、収納の基本的な考え方は3点です。
- 着ない服は処分する
- 部屋に備え付けられている収納スペースに収まる範囲で服をもつ
- 服を収める場所を決めたら、必ずそこに戻す
今回は、2の収納スペースに限界があるというケースを想定して、部屋の中にもうひとつの収納をつくることを考えてみました。たとえ収納を増やしたとしても、1と3のことも実践していってください。
収納が上手くいくということは、自分の生活を思い通りにコントロールできているということ。服選びに迷わない、収納で困らない生活のヒントをたくさん盛り込んだ ガイド著書「朝、着る服に迷わないハッピー収納術」 をどうぞご覧ください。*本の詳細はこちらにあります。
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