収納

捨てられない衣類をリストラする基準(2ページ目)

捨てたいモノのトップは洋服。ところが「まだ着られるから」「いつか着るかも」と言い訳がつくからクローゼットの中が片付かないのです。そんなタンスのこやしをスッキリと潔くリストラするには?

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

消耗度合いが目安のトップス

外出着から日常着へと降格するのもアリですが、その数にもリミットを設定しないとあらたなる死蔵品に。
着やすくて使い回しのきく服ほど毛玉が出来てしまったり、ヘタリ感や変色などトラブルが目立つもの。毛玉は毛玉カッターで処理しても取り除けないようなら、部屋着にするかリストラするかしかありません。シャツの場合は襟のカタチが古くさい感じになってしまったらリストラです。 さらに、うっかりのシミ跡や汗じみ、襟の汚れが残っていたら、これも迷わずにリストラ。

トレンドものとして買ったカットソーやニットは、そのシーズンのうちに着倒すつもりで着用して、来シーズンまで持ち越さないこと。トレンドものだけに、いつまでも着ていると古くささが目立つだけです。さらに似たようなモノが多くて場所ふさぎになりがちなのがトップス。似ているモノのなかから素材や仕立ての良いモノだけをピックアップして、残りはリストラしましょう。


ボトムスはスタイル重視

ボトムスは体型と折り合いをつけながら適度なトレンド感を取り入れて一定量をキープしたい。
デザイン性のあるボトムスは買ってから1,2年で履き倒すつもりでいないと、そのボトムスのおかげでコーディネート全体が少し前の雰囲気を醸し出してしまいます。一方で、今年買ったばかりのボトムスでも太って見えるような形や素材感のものなら即リストラです。バーゲンで買ってしまったモノのなかには、スタイルが悪く見えるモノでも安かったからと我慢していませんか?ボトムスは慎重に選ばないと後悔するケースが多いものです。

反対に、着心地が良くて出番の多かったボトムスは型崩れしていたりシワが目立ったりと、皮肉なことですがリストラ該当品。その他に以下の点が気になるボトムスも潔くリストラです。

  • アシンメトリーなスタイルのスカート
  • ふくらはぎ丈のマーメイドスカート
  • 股上の深いパンツ
  • 太股のわたりの太いパンツ

タンスのこやしになっている服たちをリストラすれば、自分のワードローブの基本がはっきりと見えてくるはず。今ある手持ち服を基準にして、来シーズンの買い足し品を賢くセレクトしていきましょう。

▼関連リンク
まずは衣類を捨てることの疑似体験から。【All About 収納】
洋服以外のモノもリストラの基準をもっていたい。 【All About 収納】
衣類を寄付するなら、日本からの支援物資を送っている団体に問い合わせてみましょう。【マザーランド・アカデミー】
国際ボランティア活動を展開している団体でも衣類の寄付を受け付けています


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