収納

捨てられない衣類をリストラする基準

捨てたいモノのトップは洋服。ところが「まだ着られるから」「いつか着るかも」と言い訳がつくからクローゼットの中が片付かないのです。そんなタンスのこやしをスッキリと潔くリストラするには?

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

捨てる決心のつかない困りもののトップが洋服。クローゼットの整理整頓ができていないと無駄な買い足しや似たもの買いが増えてしまって、これこそが悪循環=デッドストック・スパイラルの始まりです。 このスパイラルを早めにストップさせるには、リストラ以外に方法はありません。


コートの一生は短い

コートは高価な上に場所ふさぎ。活かすも死蔵もあなた次第
コートは値が張るから、長く着用できるようなデザインと素材重視で選びたいものです。ところが、思いきって大枚はたいて買った上等なコートなのに、数年着ているとどことなく古くさいスタイルに見えてきたけれど、これって期限切れかしらなんてこともあるのでは? それでも来年まで持っているべきか、見切るべきか迷っているなら、こんな点をチェックしてキッパリとリストラしましょう。
  • 肩パットがガッチリ入っていたり、身幅がタップリしているならリストラ
  • 全体のシルエットがボックス型ならリストラ
  • ダッフルコートやステンカラーのコートは学生風だから30歳代の女性にとってはリストラ

いつか着る機会があるかも……と惑わされてしまうのが、黒やベージュなどのベーシックカラーのコート。でも、上記のリストラに該当したり、ここ数年着るチャンスが無かったのなら、潔く見切ります。リストラする前に、リフォームして蘇らせるというのも一つの方法。お店で相談してみてはいかがですか。そうではないリストラ・コートはクローゼットやタンスに仕舞わずに、リサイクルショップやフリーマーケット、ボランティア団体に持ち込みましょう。


ジャケットとスーツは活用度で

殆ど袖を通さないままの洋服こそ、リサイクルや寄付によって活かされるチャンスを
ジャケットやスーツは、サイズが合わなくなったりヘタリ感がでてきたら、迷わずリストラなのですが、そうではない場合には見切りをつけにくいもの。まだ着られるのに勿体ない! 入学式に着ただけだから……と迷いがつきまとうものです。でも思い起こしてください。そのジャケット、スーツは似合っていますか、着る機会はありますか? 見極めがつかないなら、以下の基準を目安にリストラの決断を。

  • 肩パットがシッカリ入っていたり、アームホールの大きいユッタリ目なジャケットはリストラ
  • 着丈が長めのジャケットはリストラ
  • ジャケットもスカートも全体のシルエットがボックス型のモノはリストラ

最近のジャケットは、着丈もシルエットもコンパクトなタイプが主流のようです。スーツはどちらかを単品で着用できそうなら残しておいても良いでしょう。「どうしようかしら?」と迷うようなら、仮に残しておいても、活用できないままになる可能性が高いので、その服はリストラすることをおすすめします。

まだまだリストラ待ちがあるはず。次はトップスとボトムスです。

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