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価格差は何?【電子レンジ】選び4つのPoint

お手軽な1万円以下から10万を超える高額機種まで実にいろいろある電子レンジですが、その違いを正しく把握していますか?電子レンジ購入時のチェックポイントをご紹介します!

執筆者:戸井田 園子

この記事の最新版は移動しました。⇒「電子レンジ・オーブンレンジの選び方のポイント


10万円を超える高額機種から1万円以下のお手軽価格まで!いったい何か違うのでしょうか? 電子レンジは普及率95%を超える、今や生活に無くてはならない家電のひとつ。“電子レンジ”とひとことで言っても、電子レンジ・電子オーブンレンジ・ウォーターオーブンなど、その違いを正しく把握していますか?さらに価格も、お手軽な1万円以下から10万を超える高額機種まで実にいろいろ。この価格差は、いったい何なのでしょうか?「安くても高くても大差は無いんじゃない?」「どうせ、あたためるだけだから...」と思う人も多いはず。

そこで今回は“電子レンジ”についての基礎知識と、どのような差が価格に反映されているのかについて整理しました。電子レンジ購入時のチェックポイントとなりますので、ぜひ参考にして下さい。


<INDEX>
  • Point1:必要な加熱方式を見極める!・・・P.1
  • Point2:価格差により異なる機能を知る!・・・P.2
  • Point3:使い勝手とデザインのバランス・・・P.3
  • Point4:寸法&電源で物理的な納まりをチェック!・・・P.3
  • おまけ:電子レンジの呼び名・・・P.4



  • Point1:必要な加熱方式を見極める!

    まずは基本性能を左右する、加熱方式からみていきます。これらの加熱方式がたくさん搭載されるほど、高性能機種となり価格もアップします。では、それぞれの特徴をまとめてみましょう。

    電子レンジ=マイクロ波
    電子レンジの基本機能です。マイクロ波という波長の短い電波で、食品の水分に振動を与え、その摩擦熱で食品を内部から温めます。電子レンジのパワーは出力数(W)が目安。この数値が大きいほど、あたためスピードが早くなるので、スピードを求める場合はしっかり確認しましょう。

    オーブン
    加熱した空気によって焼く方法。最近では、大半の機種に搭載されています。ヒーターの熱をファンで送り、庫内の温度を高温にする「強制循環式」は上位機種に、庫内上下にあるヒーターからの輻射熱で食品を加熱する「上下ヒーター式」は低価格帯に多く採用されています。

    グリル
    ヒーターの熱で直接焼くこと。ヒーターを利用しているのは変わらないのですが、庫内全体の温度を上げるオーブンとは別の加熱手法となります。魚や肉に焦げ目をつけながら一気に焼き上げる料理に利用します。こちらも大半の機種に搭載されています。

    スチーム
    すっかりおなじみになったスチーム加熱ですが、高温加熱した水蒸気(加熱水蒸気)で食品を加熱する方法。水分を逃がさず加熱することで、ジューシーにおいしく仕上がるのが人気となっています。オーブン機能の次世代版として、上位機種をメインに搭載され、価格帯も高くなっています。SHARPのウォーターオーブンも、このスチーム加熱に含まれます。

    トースト機能
    オーブントースターと同じくトーストが焼ける機能。これは、庫内容量が大きいと、加熱時間が長くなるため効率的でないことに加え、パンの水分がたくさん奪われてしまい、美味しく焼き上げられないこともあるのがネック。食パン1枚を焼くのに何分かかるか要チェックです。


    ポイントとなるのは、スチーム加熱の有無。これが商品決定の“鍵”といえるでしょう。単純に再加熱(あたため)や解凍だけができれば良いのか、調理器具のひとつとしてフル活用したいのかにより、おのずと必要な機能は変わってきます。自分の目的をしっかり見極めて、検討して下さい。


    まだまだあります!価格に直結するその他の機能>>


    電子レンジイメージ
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