赤ちゃんの命名・名づけ/名づけの最新事情

名づけの最新事情(2ページ目)

名づけに関してはもちろん他人の名づけ、世間の流行をまねる必要はありません。ただ実際に名づけでどんな問題が起きやすいか、どんな誤解が広まっているか、ということは知っておくとかなり役に立ちます。

牧野 くにお

執筆者:牧野 くにお

赤ちゃんの命名・名づけガイド

赤ちゃんの名前は誰が決める?

夫婦

名前は夫婦で相談して決める人がほとんど

昔は子供の名前は父親が決めることが多かったのですが、今はほとんどご夫婦で相談して決められます。しかし、おじいちゃん、おばあちゃんが孫の名前を決めつけたりして、トラブルが起きることもあります。

生まれてくる子の名前はだれが決めるのかという法律上の規定はありません。ただご両親には出生届の提出義務がありますから、それから考えれば子の命名権は当然両親にあるといえます。命名権のない者に出生届の提出を義務づけたりはしないはずです。ただしご夫婦の間ではじっくり相談して合意しておかないと、あとあとしこりを残すこともあります。
 

赤ちゃんの名前は何を重視して決める?

これはもちろん人によって違いますが、専門家から見ますと、はじめは音(響き)から候補を出し、あとから漢字を考える人が多いようです。つまり7つの名づけのうち、音による名づけが主流です。しかし、スタートでは好きな響きの名前をあげていっても、最後に漢字を決める時に「自然界の字がいい」といって選んだり、字画を気にする人もいます。したがってアンケート調査などでは、「自然のイメージでつけました」「字画で決めました」と答える人も多くなり、まちまちの結果が出ます。つまりどんな発想でスタートしたかということと、最後にどう字を選んだか、ということがアンケートでは混同されてしまうのです。スタートの発想だけにしぼって見れば、音から入る人が最も多いと言えるのです。


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