まずは自分の地域のゴミ収集方法を知ってきちんと分別を!

まずは自分の地域のゴミ収集方法を知ってきちんと分別を!

物を買う時には使い捨てよりリユースやリサイクル可能なものを選びたいもの。リサイクルにもいろいろ変化がみられ、リサイクル可能なものが増えていたり、「一方通行」でなく「完全循環型」のメーカー主導リサイクルも見かけます。どんなものがあるのか最新事情をさぐってみました。もちろん、「だからたくさん買っていい」のではなく、初めに「本当に必要?」を考えてから!


捨てるのはまだ早い。
これも出せる!リサイクル


家電や容器包装といった法律で義務付けられたもののほかにもリサイクル可能なものはたくさんあります。身の回りに「出せるのに捨ててるもの」はないか、見まわしてみましょう。

* お菓子の箱やDM(窓のフィルムをはずして)、子どもの答案用紙(名前は消してからね)など「出せる古紙」はまだあります。自治体の案内などを再確認してみましょう。

* 使用後の食用油(廃油)は精製すれば車を走らせることもできるそう。回収している全国の地域や団体がこちらのページで検索できるのでぜひ一度探してみましょう。なお廃油は家庭で「手作り洗剤」にリサイクルすることもできますヨ!

*お弁当などに使われている透明トレーにも回収できるものがあります。トレー最大手のエフピコが開発した分別技術の成果で、トレーに「エフピコ」と表示されいる透明トレーを生協などの指定法人で回収しています。

*埼玉・所沢市ではプラスチックの資源化リサイクル回収を実施中(ポリバケツ・プランターなど単一素材限定)。東京・港区でも同様のモデル事業を実施中です。自分の地域はしていないか再確認を。


完全循環型リサイクルいろいろ

最近のリサイクルは「一方通行」的なものから、同種のものを何度でも回収・再生する「完全循環型」を目指したものも多く見られます。中でも帝人などが実施しているポリエステル製品の完全循環型リサイクルによる取組みは海外ブランドまで巻き込んで実績をのばしているようです。

再生に大きなエネルギーを費やす点では「一方通行」と変わらない感じもしますが、新規に原料となる石油を使わなくてすむことや、店頭や提携ルートを使って「メーカーや販売店主導」で回収したり、再生エネルギー軽減のため単一素材で製造するなど、環境面で技術向上や工夫に熱心に取り組む企業という印象。そんな企業のものを選んで"応援"するのも、消費者の大きな役割です。
* 洋服
ユニクロは毎年3月と9月に自社衣類の回収を行っていますが、これも完全循環型リサイクル事業の一環。ほかにもパタゴニアやバーニーズニューヨークなどのアパレルメーカーが回収とリサイクル衣類の販売を行っています。

* スポーツウエア
帝人、東レ、クラレ、旭化成といった繊維メーカーでは完全循環型リサイクルの取組として、学校や団体と提携してウエアを回収・再生しています。

* 食べもの!?
食材や残飯が大量に廃棄されるスーパーや飲食店など食関連産業では、以前から残飯や調理くず等をまとめて飼料・肥料化するシステムができていますが、それをひとつの会社内でできるようにする動きも。イトーヨーカドー(08年11月発表)では食品残さの堆肥化と、その肥料を使用する農場も経営、できた農作物の販売もしているそう。ある意味、完全循環型!?同じ買うならこの"努力"を選ぶのも一つの案。

* ペットボトルのうち約1%が。。。
消費大国であると同時に回収率(07年実績69.2%)も高いペットボトル。
同じペットボトルへの再生は、1%というわずかな量ですがケミカル(完全原料化)リサイクルで行われています。従来のマテリアル(フレーク・ペレット化)リサイクルでは、フリースや空き缶回収ボックス、運動マットなどに再生中。
なおボトルキャップは寄付事業を目的とした団体などを通してのリサイクルが行われています。




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