香港を安全に旅するために知っておきたい対策

外務省のホームページにも「香港の治安は良好」と記載されているくらいのお墨つきではありますが、やはり海外にいるのと日本にいるのでは違いますよね。旅行を最大限に楽しむためにも、多少の緊張感を持って行動したいものです。

スリ、置き引き対策

女人街では特に注意

狭いマーケット内では人とすれ違う時も要注意

マーケットで身を乗り出して「1ドルでも安く!」と値段交渉をしている最中に、かばんやポケットに入っているお財布が盗まれたら……これはもう泣くしかない……。そうならないためには、交渉中や狭い店内や道をすれ違うとき、必ずカバンを自分の前で抱えるように持ちましょう。リュックサックの場合も後ろで背負わず、前で持つように。カバンを持たない男性のなかに、財布をズボンの後ろポケットに入れている人を見かけますが、これは「ここにあるから盗ってくださいよ」と言っているようなもの。もしカバンがないようだったら、せめて前のポケットに入れて下さい。男の人の前ポケットに手をのばすのは、盗む側としてもかなり勇気のいることだと思いますので。

ファーストフードのお店やフードコートで場所取りをするのに、かばんを置くのも禁物。一人でなければ順番に買いに行くか、もしどうしても席を離れないといけない場合は盗られてもいい新聞や雑誌などを置くといいでしょう。といっても、それもたまに退けられてちゃっかり席に座られたりもしますが、かばんを盗られるよりも席を取られた方がマシですよね。一人の場合、空いていれば相席も普通にできるので食べ物を買った後、トレイを持ってお目当ての相席テーブルにアプローチを。

レストランで食事をする場合、買いもの袋を空いている席に置くのは構いませんが、お財布が入ったかばんはしっかりと自分の近くに置きましょう。香港の女性はかばんを自分の背中と椅子の間に置き、盗られないように挟みます。

マカオや中国との国境で並んでいるときなども、大きな荷物は足元に置き、両足で挟むようにして立ちましょう。

乗り物では寝ないで

タクシーの中では絶対に寝ないで!

香港のタクシーは深夜料金はないが、大きな荷物は加算される

外国人が日本に行って不思議だと思う光景が、電車の中で寝ている人が多いこと。香港では電話で大声で話しをしている人はいますが、寝ている人はいません。MTRだけでなく、バスやタクシーの中でも目的地に着くまではどんなに眠くても我慢しましょう。モノを盗まれる心配だけでなく、タクシーなどメーターをごまかされたり、遠回りをされても寝ていたらわかりませんからね。

 

商品、レシートチェックも忘れずに

お目当ての商品が自分のモノになった!最高の瞬間は幸せに満ちていてあまり心に余裕がありませんが、後で泣き寝入りしないためには2つのことをチェックしてください。

まずは中身。自分が欲しいといった商品に間違いありませんか? 同じに見えて、実は1つ前のデザインだということはないですよね? 色、サイズに間違いはありませんか?

それから領収書なりレシート。それは本当に自分が購入した商品ですか? 店の名前、住所はあっていますか? レストランでも自分が食べたものか少し面倒でも(飲茶など種類が多いですが……)全部チェックしてください。

この2つさえ確認していれば、その後万が一取り替えることになってもトラブルはないはず。

■緊急連絡先
  • 万が一騙されたりしたら……香港消費者委員会の苦情ホットラインTEL:2929-2222
  • パスポートを盗まれたら、まず最寄りの警察署でポリスレポートを書いてもらい……在香港総領事館へ TEL:2522-1184
  • 警察・救急車・消防……TEL:999
■病院の日本語ホットライン
外務省発行の香港安全マニュアルもご参考に。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。