メルトン素材に置き換えた新鮮なドンキーコート
/フィデリティ スポーツウェア×ビームス
ドンキーコートの大きな特徴は、ロバ(=donkey)の耳のようなリブ編みニットの襟。スパニッシュカラーと呼ばれるデザインは、タブをボタン留めするために襟元がキレイに収まります。ドンキーコートはコットン系の素材が使われることが多いのですが、それをビームスがメルトン素材で別注しました。“made in USA”に強いこだわりを持ち、アメリカ軍にもアウターを供給するFIDELITY SPORTSWEAR(フィデリティ スポーツウェア)が製作しているだけあって、クオリティは折り紙つきです。完全別注のオリジナルアイテムということで、ボタンには碇ボタンを採用。トラディショナルなカジュアルアウターに、ミリタリー的要素をブレンドしています。また、裾のポケットは横から手が入れられる2重構造で、実用性も高くなっています。
シンプルなカラーリングのコートなので、インナーに色や柄を挿すスタイリングがお勧め。今年なら旬なフェアアイル柄のニットがイチ押しです。
モダンにアレンジされたダッフルコート/グローバーオール
メルトンを使ったアウターの代表格のひとつがダッフルコート。王道的な一着を手に入れるのも良いですが、モダナイズされたタイプならダッフルコートの野暮ったさを払拭することができます。そんな意味でおすすめしたいは、名門groverall(グローバーオール)の一着。トグルの付け位置や着丈などの配慮によって、スタイリッシュに仕上がっています。ブラックも展開されていますが、今回はトレンドのミディアムカラーをチョイス。今季らしくて爽快な冬スタイルが築けるはずです。
英国ブランドの逸品ですが、アメリカンアイテムとのコーディネートが相性良し。カーゴパンツやBDシャツ、ラッセルモカシンやオールデンのUチップ、ウール地のベストといったトラッドなアイテムを組み合わせつつ、学生っぽさを脱却してみてください。
次のページでも、さらにメルトンアウターを紹介します。