この「男のこだわりグッズ」では、過去に「奥さんから貰うと嬉しいプレゼントを考える」で、本当はこういうの欲しいんだけど女性は意外に気がついてくれないんだよなあ的なモノを紹介し、さらにそれを突っ込んだ形で「女性があまり選ばない男が欲しいプレゼント」を紹介してきました。その二回の記事も、まだ十分プレゼントとして使えるグッズを紹介しています。そのほとんどが、まだ購入でき、また古びていないものです。

ただ、これはガイド納富の癖というか、ちょっと個性的な方向に行き過ぎている感じもあります。普通のプレゼントは雑誌とかにも載ってるし、というスタンスで選んでいたりします。今回、例えば、キーケースならキーケースで、そこに少しだけ、他には無い「男心をくすぐる」ポイントを持っているモノを選んでみました。だから、取り上げたグッズのジャンルは、革のポーチ、メガネケース、キーケース、カバン、コーヒーと、とてもオーソドックスです。

そんなオーソドックスな、日常的に使ってもらいたいグッズの中で、「こういうのが欲しかった」と思わせる何かがあるモノを集めてみました。

薄さにこだわった職人技の革小物

キーケース1

 色は、写真左の黒×ダークブラウン、写真右のワイン×赤の他、ワイン×ネイビー、ダークブラウン×ダークグリーンの4色展開。T・MBHの「懐菱 キーケース」ともに2万8000円(税込)

 キーケースは、大人ならばまず持たずにはいられないグッズですが、決定版どころか、その候補もあまり存在しないまま、何となく選ぶものでした。デザインや革の質くらいしか選ぶポイントがなく、機能やルックスに関して、あまり新しいものが出てきませんでした。

そんな中、従来のキーケースの仕組みを見直した上に、ルックス的にも「持つ喜び」を実現したキーケースが登場。T・MBHの「懐菱 キーケース」は、二つ折りでボタン類が無い、シンプルで極薄のケースは、細部まで丁寧に仕上げられていて、手に取った時の馴染み方が違います。
キーケース2

中の鍵は革のスリーブに押さえられる構造。カードキー、車などの大きめのキーにも対応。ステッチの糸は麻糸を革の色に合わせて染めたものを使用。

作ったのは、知る人ぞ知る革職人でありデザイナーでもある岡本拓也氏。基本的にオーダーメイドで数々の傑作革小物を作ってきた岡本氏による、満を持しての既製品ライン、その中でもガイド納富が一番の傑作だと思ったのが、このキーケースでした。カードキーも収納出来るサイズに、鍵が中でガチャガチャすることを防ぐ革のスリーブ、折り畳むと、スッとその形に馴染むため、留めるためのボタン類が要らない、その革の仕上げ方などなど。普段使うものだからこそ欲しい機能とルックスが揃っていて、でも見た目はスッキリとシンプル。男心は、こういう革小物に弱いのです。

次のページでは人気のrethinkのケースを紹介します。