オンラインバンクのメリットとデメリット
オンラインバンクは大きく分けてインターネット専業銀行と既存の銀行のオンライン版と2種類あります。まずは双方のメリット、デメリットを簡単にご説明します。インターネット専業銀行は、実店舗を持たない分、手数料が安い、金利が高いなどのメリットがあります。また多くのネット専業銀行ではリアルタイム決済に対応していて、必要な際にすぐに送金、引き出しができるのも便利です。
逆に基本的にネット上で全ての管理を行うため、既存の銀行に比べシステム障害時やセキュリティの面で不安な点があるのはデメリットといえるでしょう。
既存の銀行のオンラインバンクのメリットは例えば利用している銀行の口座をそのままオンラインバンクでも利用できるようにすれば、現在利用しているほぼ全てのサービスがそのまま享受できる点や実店舗、コンビニなどいざという時に利用できるATMの多さなどが上げられます。
デメリットとしては上述したようにネット専業銀行に比べ手数料が高い、金利が安いなどのほか、リアルタイム決済に対応していない点などがあります。
どちらも一長一短ありますが、上手に使えば今まで以上に便利に銀行を利用できるようになるオンラインバンク。今回はインターネット専業銀行を中心におすすめのオンラインバンクをご紹介します。
イーバンク銀行
手数料の安さ、金利の高さなどネット専業ならではの強みを生かし人気のイーバンク銀行
2001年7月にインターネット専業として営業を開始したイーバンク銀行。個人、個人ビジネス、法人の3つの口座開設ができます。また24時間365日いつでもリアルタイムでの振込、引出しができる上、口座維持手数料無料、通常の銀行に比べ高金利で手数料が安いなどオンラインバンクならではのサービスも充実しています。
公共料金の自動引き落としには対応していないものの、競馬、競艇、競輪などの公営競技の投票やtotoの購入、メールだけで送金ができる、かんたん振込(メルマネ)など多彩なサービスもイーバンク銀行の魅力の1つです。
イーバンク銀行はオンラインモールなどで有名な楽天の子会社で、今年中に楽天銀行へと名称変更される予定です。