充実したIT環境と学園施設
広大な敷地の真ん中にゆったり立つ中央棟。PC教室、視聴覚室、図書室、さらには天体望遠鏡までもがある
生徒には全員、ノートパソコン、ICカードが渡されます。これらを使って先生や家族との連絡や学園内での買い物ができるなど、IT環境が充実。英語の授業では、PC教室を利用したCALL(computer-assisted language learning)を導入しています。
教室棟には、普通教室、理科室、音楽室、そして、スタディーホールと呼ばれる多目的学習スペースや書道専用の書道室があります。中央棟には、PC教室、視聴覚室、図書室、さらにはなんと天体望遠鏡までもがあるほどの充実ぶり。屋上にはプールがあり、大空のもとで海を臨みながら水泳の授業を受けることができます。
ハウス(寮)で生活をサポートする2つのマスター
全寮制の本校では、ハウスと呼ばれる寮で生活をします。1ハウス60名(1フロア20名。全室個室)となっており、このハウスでの生活をサポートするのがハウスマスターとフロアマスター。
ハウスマスターは教員免許を持ったベテラン教員で、学習面から生活面まで幅広くサポート。もう一つのマスターであるフロアマスターは、トヨタ自動車、JR東海、中部電力だけでなく、キヤノン、東京海上日動火災保険、パナソニックなどの日本を代表する企業から派遣された社会人。各フロアに1人ずつ住み、生徒達と交流を深めたり人生の先輩として相談に乗ったりします。
全寮制での学園生活では、毎日1日24時間が学びの連続。ハウスでは掃除や洗濯は自分で行い、価値観が多様な仲間と生活をともにすることで、自主性や協調性を身につけることが狙いとなっています。
昨今の経済事情をふまえて、特別給費生入試を実施
2011年度より、限定措置として通常の入試とは別に特別給費生入試を実施。全寮制で、授業料を含めた納入金がやや高額なのが懸念材料の一つですが、奨学金を受け取っている生徒は全体の2~3割ほどと、意外にも家計に易しい側面も。