東京学芸大学附属竹早中学校の特徴(共学)
東京学芸大学附属竹早中学校は1947(昭和22)年創立。7年後に東京学芸大学附属追分中学校と合併する。所在地は文京区小石川。附属小学校より80名が内部進学。中学は男子36名、女子47名を募集。高校(世田谷)の募集あり(101名)。160名中76名(47%)が高校(世田谷)へ。
進学教育目標として「自ら求め、考え、表現し、実践できる生徒を育てる」「他人の立場や意志を尊重できる、視野の広い生徒を育てる」「心身ともに明るくたくましい生徒を育てる」――を掲げる。生徒の自主性を重んじ、明るく活発な校風。
学びの特色
各教科をバランスよく学び、素養を高める教育を行う。教科書とともに、独自教材やプリントなども開発して授業を行っている。大学合格実績
併設高校(東京学芸大学附属高校)の大学合格実績として、国公立では東大54名、千葉大17名、一橋大15名、東京外語大・首都大・横浜子国大各9名、筑波大8名、東工大6名、東京医科歯科大9名、滋賀医科大4名、信州大(医)3名など。私立では早稲田大195名、慶應大148名、東京理科大各58名、明治大82名、中央大50名、上智大49名、立教大23名、ICU10名、北里大8名、東京医科大・慈恵医大・明治薬科大各5名など(以上2010年度)。入試傾向
入試は4教科、面接、報告書。国語は物語、説明文、随筆。いろいろな種類の文章を読み、読解力や文章力を養っておくことが必要。文中の言葉を用いてまとめる問題が多い。算数は全部で11問。図形関連の問題や定規を用いての作図、グラフを完成させる問題は頻出。社会は地理、歴史、政治・国際から出題。用語は漢字で書けるように。政治は鳩山首相に関するもの。時事問題に注意。資料の読み取りもある。理科は4分野から出題。選択式中心。基礎力をしっかりと身につけておきたい。各教科とも30分なので問題を解くスピードが求められる。面接は受験生5人のグループで10分程度。小学校生活について、入学後の抱負など。