筋トレ・筋肉トレーニング/腹の鍛え方

秋の夜長に、集中力がUPする腹ワークアウト

集中力を持続させるには、集中が切れかかってきた時に、再度目標を見据えて踏みとどまるだけの力が必要。そのためには、体の中心=腹に力がないと頑張ることができません。つまり、集中力の維持には、日頃から腹筋のメンテナンスをしっかりしておくことが重要となるのです。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

あなたの集中力、何分続きますか?

明日までに資料を完成させないといけない。資格試験のために、今日はここまで勉強しておかないといけない……など、「ここは集中しておきたい!」というときは、必ずあるものです。

しかし、実際にはそういうときに限って、本来やるべきこととはまったく関係ないことが思い浮かんできてしまうもの。しかも、思い浮かぶだけでは飽きたらず、思わず衝動的に行動に移してしまい、気がつけばかなりの時間をロス。「自分は一体何をやっているんだ……」と自己嫌悪に陥ってしまった、という経験を持っている人は、おそらく一人や二人ではないはずです。かくいうガイド自身も学生時代、試験前夜になぜか部屋の掃除を始めてしまった、なんてことがよくありました。

ちなみに、「あなたの集中力が続く時間は?」を調査したとあるアンケートによると、勉強や仕事の集中力が続く時間として最も多かったのは「30分程度」だったそうです。このことからも分かるように、集中して何かに取り組むというのは、案外難しいことといえるようです。

体力=集中力? ボディケアと集中力の関係

疲れた男

睡眠不足のまま仕事をするのは、アルコールに酔っているのとほぼ同じ状態

そうは言っても、集中力が必要な場面は、冒頭の例のように多数存在します。では、そんな「ここぞ!」という時のため、集中力を高めるにはどうすればよいのでしょう。

まず一つには、「十分な睡眠を取る」こと。期限が迫っていると、つい徹夜をしたり、睡眠時間を削って作業をしたりしがちですが、実は睡眠不足こそ集中力低下の主たる原因と言っても過言ではないのです。睡眠不足のまま仕事をするのは、アルコールに酔ったまま仕事をするのとほぼ同じであるという、米国での研究結果もあるほどですから、集中力を高めたいなら、まずは十分な睡眠を取る必要があります。

続いて重要なのは、「体力をつける」ことです。集中力を持続させるには、集中が切れかかってきた時に、再度目標を見据えて踏みとどまるだけの力が必要です。そのためには、体力がないと頑張ることができません。つまり、集中力の維持には、日頃からボディメンテナンスをしっかりして、体力をつけておくことが重要となるわけです。

そこで次のページでは、ちょっとした時間に簡単にできる上、血流や筋力がアップして体力がつくという、おすすめのトレーニングをご紹介します。集中力の向上やリフレッシュのためにも、ぜひトライしてみてください。

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