置き家具収納で片づけやすく
IKEAの棚とボックスでサクっと収納できる
このように手軽に片づく収納家具は、モノが散らかりやすいリビングダイニングや子ども部屋にオススメ。部屋の造り付け収納もないと困りますが、こういったサブ収納も必要です。間取りを検討するときには、収納家具を置くことも想定して、図面のなかに家具を落とし込むことを忘れないでください。
リビング続きの和室は収納つながりで
北欧IKEAの家具は和室にも馴染みやすい
そこで気になるのは、和室と洋室とを調和させるにはどうしたらいい? ということ。住まいのメインとなる場所ですから、その家族の嗜好性が最も表れます。リビングの設えを想像すると、すぐに思い浮かぶのがテレビ。ということは、デッキやメディアなどの収納場所も必要になります。
このテレビ廻りの収納を和室と馴染ませるのが、インテリアのポイントです。特に天井の高さが十分にとれない場合は、テレビ廻りの収納を低めに抑えることで、重心が下がって落ち着いた空間になります。そして、和室も床座ですから、収納家具を置くなら低いものがベストです。
こうして、座った時の目線を意識した収納にすることで、リビングと和室とのつながりが生まれます。さらにリビングのほうはモノトーン、和室では白木に小物の黒を取り入れてリンクさせていくといいでしょう。造り付け収納やシステム収納で、カッチリと片づく収納スタイルか。部屋に出しておきたいモノを、程良くインテリアに取り入れるスタイルにするか。部屋のイメージを描きながら間取りを練っていきたいものです。