払済保険、延長(定期)保険以外の生命保険の見直し方法は?
払済保険と延長保険はどう違う?
今回は払済保険や延長(定期)保険の話しを中心にしてきましたが、生命保険の見直しの手法はこれだけではありません。
他にも保険金額の「減額」などもあります。簡単にいうと保障を減らずわけです。例えば死亡保障1,000万円だったものを500万円に減額します。減額は一部解約と同じ意味です。保険料は変わらず支払う必要がありますが、減額した分は保険料が安くなります。
もちろん既存の契約を解約して新たな保険に加入するという方法もあります。但しこの場合、最も注意しなければならないのは新たな生命保険の成立を確認してから既存契約を解約することです。
生命保険はいつでも誰でも加入できるわけではありません。自分が健康だと思っていても医師の診査を受けてみたら数値に異常が見つかったなどとなったら生命保険契約の引き受けができないこともありえます。
このように生命保険の見直し、メンテナンスの方法は色々あります。ライフプランのそれぞれの場面で生命保険の加入目的は変わります。必要に応じて生命保険の見直しが適宜必要ですが、車のように買換えするだけでなく車検を通して車に乗り続けるのと同じ方法が生命保険にもあります。
無理なく無駄なく、必要な保障を合理的に付帯できる生命保険の見直しをしてください。
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