ポルシェ/ポルシェ

SUVを超えたスポーツカー、新型カイエンの衝撃!

2代目となるカイエンのデリバリーが始まっている。ポルシェのSUVとして大々的にデビューし、同ブランドの大黒柱に成長した新型だけに注目している人も多いだろう。今回はカイエンSを中心にその走りをお届けしよう!

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

世界で1万1618台を突破

フロント

カイエンターボ、カイエンS、カイエンの価格帯は1538万~748万円。サイズはカイエンSが全長4845×1940×全高1710mm。発売時期と価格は未定だが、カイエンハイブリッドも用意される。日本への登場は来年だろう

2002年に登場した初代カイエンは、後期型で直噴化するなどの変更がされているが、フルモデルチェンジはもちろん初となる。まず、パワートレインから見ていくと、500ps/71.4kg-mという強大なパワーを誇るカイエンターボ、NAながら400ps/51.0kg-mに到達したカイエンSの2モデルは4.8LのV8エンジンを搭載する。ボトムグレードの3.6LのV6エンジンを搭載したカイエンも300psにまでアップされている。

トランスミッションはカイエンターボ、カイエンSが8速ティプロトニックSで、ハンドルは左右とも設定されている。カイエンは8速ティプロトニックSの他に、6速MTも用意されているが、右ハンドルのみ。

ボディサイズはやや大きめ

リヤビュー

全長とホイールベースの延長により、初代よりも低くなった印象があるが、全高は10mm高くなっている。ファミリーやアウトドアユースとして期待されるサイズは、十分を確保している

ニューカイエンの世界での販売台数がすでに1万1618台に到達と、2代目もポルシェの大黒柱として屋台骨を支えるのは間違いないだろう。今回試乗したのはカイエンS。初代の後期型よりも全長が45mm、ホイールベースも40mm延長されているが、全幅と全高は10mmほどのサイズアップに抑えられている。その分、伸びやかなボディラインになり、全高も低くなった感じを受けるが、アイポイントの高さはSUVそのもの。都内の狭い駐車場だと、隣のクルマとの距離が気になるサイズではある。

次ページは、ニューカイエンの走りについて
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