家族のお弁当レシピ/お弁当関連情報

子どものお弁当作りのコツ・アイディア(2ページ目)

お弁当は、子どもが食べる楽しさや食の豊かさを自然に学べる、とても素晴らしい食育の舞台。食べる側も作る側も、無理なく、楽しい「お弁当」を続けられるコツやアイディアをご紹介します。

執筆者:野上 優佳子

見た目のおいしさ、基本は黄・赤・緑+白・黒(茶)

お弁当箱を開いたときの彩りがよいと、食欲を誘い、食事も楽しくなりますね。彩りの基本は、黄・赤・緑の3色と、白・黒(茶)の2色をプラスした、計5色。毎回必ず入れなければならないわけではなく、あまり難しく考えずに、あくまで目安としましょう。食材で足りない色があれば、例えばふりかけなどで足してあげるのもOKです。
 
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卵やかぼちゃ、さつまいもなどの黄色食材

・黄色
卵やかぼちゃ、コーン、さつまいも、黄パプリカなど。じゃがいもやごはんなど色の薄い食材をカレー粉で味付けしても黄色になります。

 
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にんじんやハム、ミニトマトなどが赤色食材

・赤色
ミニトマトやにんじん、赤パプリカ、かにかまぼこ、エビ、鮭、ハムなどの食材のほか、ケチャップやでの味付けや桜でんぶも赤色に。
 
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さまざまな野菜が使える緑色食材

・緑色
きゅうり、枝豆やソラマメ、葉物など、種類はたくさん。緑野菜をそのまま食べるのが苦手なお子さんなら、みじん切りにして卵焼きに混ぜたり、わかめなどをご飯に混ぜても。
 
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ごはん、チーズ、じゃがいも、かまぼこなどの白色食材

・白色
ごはん、はんぺん、じゃがいも、ちくわ、かまぼこなど。チーズなど。他の食材と組み合わせやすい食材が多いので、アレンジも自在。
 
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のり、ごま、煮豆などの黒茶色食材

・黒(茶)
海苔、ごま、ひじき、しいたけ、ごぼう、こんにゃく、黒米といった食材のほか、揚げ物や焼き物など。ハンバーグや唐揚げといった、お子さんの大好物が多いので、無理なく入れられます。あまりこの色の比率が高いと、お弁当全体の色が暗くなってしまうので注意して。
 
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見た目の楽しさでお弁当を演出

・見た目の楽しさで喜びをプラス
お子さんの大好きなキャラクターや動物の形をかたどった「キャラ弁」も大人気。近年はその人気から、レシピ本やグッズも多数登場。野菜を星型やハート型に抜いたり、おにぎりに目や口にかたどった海苔を貼ったり。ウズラ卵に黒ゴマをつけて顔にしてあげるだけでも、楽しさが増しますね。
 

作り手が楽しんで

毎朝のお弁当作りは、体調が悪い時や寝不足の時などは、作り手にとって時に負担になる時もあります。市販のグッズや冷凍食品、お惣菜、ふりかけなど、毎日のお弁当づくりの助けになるものがたくさんありますので、何よりも作る側が無理しすぎないことが大切。便利なものも上手に取り込みながら、お弁当作りを楽しんでくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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