2003年2月に富山医科薬科大などの研究チームは、「子どもの肥満は3歳時の生活習慣の乱れが原因」という研究結果をまとめました。小児肥満は大人になってからの心疾患や高血圧の原因とされ、同大学の関根道和講師は「乳児からの予防策が大切なことを裏付けた」と話しています。
INDEX
-1- 食習慣の乱れが肥満を招く
-2- 子どもの肥満を予防するために

きちんとした生活習慣が肥満を予防
◆写真と文章は関係ありません。◆
調査内容は、富山県内で1989~1990年に生まれた約1万人を対象とし、「3歳時」、「小学1年時」、「小学4年時」の3回にわたって体格測定を行いました。また同時に、対象者の両親に生活習慣、家庭環境についてアンケートを行い、国際的基準で肥満とみなされた子、肥満でない子の2つのグループのデータを比較しました。

その結果、3歳時に「朝食を時々食べる」「おやつの時間を決めていない」と答えたグループは、「朝食を毎日食べる」「おやつの時間を決めている」グループより、小学4年時に肥満になる例が1.2~1.8倍多かったのです。

また3歳時に睡眠時間が11時間以上だったグループに比べ、9時間未満のグループは肥満が約1.5倍多く、睡眠量が少ないことも肥満につながるということが判明したのも興味深いところです。

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