うつ病の時には、セロトニンが不足気味
お肉や魚、乳製品などの動物性食品には多くトリプトファンは、含まれています。 |
うつ病の人は、脳内にセロトニンが少ない傾向があることから、現在の「うつ病」の治療薬にも、セロトニンの脳内濃度を高くキープするSSRI(SEROTONIN SPECIFICREUPTAKE INHIBITOR=選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などが使われています。
このSSRIなどは、従来使われていた薬よりも、副作用は少ないとされていますが、嘔吐感や眠気、めまいなどの副作用がでる場合もあります。栄養の偏りなどが原因ではという心当たりがある人なら、薬を飲む前に、食事改善することが優先されるべきでしょう。
タンパク質が不足していませんか?
セロトニンは、人間や他の動植物のカラダに含まれる物質で、アミノ酸の一つトリプトファンから作られます。トリプトファンは、必須アミノ酸で、私たちの体内でつくることはできないので、食べ物で補給しなければなりません。主に肉・魚の赤身、乳製品、大豆製品などに多く含まれています。必須アミノ酸は8種類ありますが、どれか不足していると、他のアミノ酸もうまく活用されないので、単独でとらずに、いろいろなアミノ酸をバランスよくとらなければなりません。
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