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豆ごはんは、アミノ酸のバランスも完璧
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タンパク質を含む食品といってもいろいろありますが、「良質のタンパク質」というのは、必須アミノ酸(体内で必要量を合成できないもの)が不足していないものを指します。タンパク質の質を評価する指標を「アミノ酸スコア」と言い、必須アミノ酸が基準値の何%含まれているかで判断します。一般に動物性タンパク質は100に近いものが多いのですが、植物性の食品は、大豆以外は少なめです。100以下のものを制限アミノ酸と呼びます。
食品のアミノ酸スコア
例えばお米や小麦粉などの穀類には、アミノ酸のリジンがたりません。リジンを含むグリーンピースをごはんを組み合わせることで、アミノ酸スコアも理想的になるのです。
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特定のアミノ酸をとりすぎると、逆に免疫力を低下させたり肝機能障害を招くとも言われています。ごはんを主食に動物性・植物性いろいろなものを食べ合わせることが、アミノ酸をバランスよくとることになります。旬の味わいである「豆ごはん」は、ただおいしいというだけでなく、栄養的にもよくできた組み合わせなのですね。
「料理のABC」ガイドの大石さんは、昆布入りグリーンピースごはんのレシピをご紹介されています。作り方は、こちらへ。
グリーンピースは、その収穫時期により、名前が変わり、栄養素も変化します。そのお話は、次のページで・・・>>