食と健康/食と健康の基礎知識

偏頭痛予防は和食がポイント(3ページ目)

女性に多い偏頭痛。その要因には欧米型の食生活にも関係があり、和食が予防の鍵! 偏頭痛の原因や予防するための食事のポイントをご紹介します。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

マグネシウムはどんな食品に含まれているの?

下記のようなマグネシウムを多く含む食品を意識して、食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ごま
未精製穀類のごまや雑穀にはマグネシウムが豊富に含まれます。
■マグネシウムを多く含む食品

他に、ほうれん草などの緑の濃い野菜やナッツ類、未精白の全粒穀物類や魚介類にも比較的多く含まれています。

また今話題のにがりは、塩化マグネシウムが主成分、食事や飲み物に適量を入れることで、マグネシウムをはじめとするミネラルを補え、しかも味がよくなります。天然塩を使っている場合は、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。

これらの食品をみてみますと、玄米ごはんとほうれん草のごま和え、ひじきの煮物、油揚げのお味噌汁などという、伝統的な和食なら無理なくとれそうですね。欧米型の食事ばかりしている人は、ちょっと意識してみてください。

食 品(100g)マグネシウム含有量
いりごま360mg
アーモンド310mg
ほしひじき620mg
いんげん豆150mg
干しえび520mg
油揚げ130mg
アマランサス270mg
干しえび
干しえびはマグネシウムとカルシウムがたっぷり
ご注意
・カルシウムもあわせて摂りましょう。
マグネシウムは、カルシウムとコンビで働きます。サプリメントでマグネシウムを単独でとっても、カルシウムが不足することで脳血管を緊張させる原因になります。できればカルシウムとマグネシウムは一緒に摂るように、食事に気をつけましょう。

・過剰摂取に注意
食品に通常含まれている量であれば、過剰摂取する心配はいりませんが、サプリメントやにがりなどを利用する時は、注意が必要です。マグネシウムは便が緩くなったり、過剰摂取すると中毒症状が出ますので、くれぐれも用量を守りましょう。

偏頭痛を引き起こしやすい食べ物は次のページでご紹介しましょう
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