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ドッグフードの与え方(3ページ目)

人間と犬とでは必要な栄養素は同じですが、そのバランスが違います。愛犬に食事を与えるにも基本を知っておいたほうが、よりその大切さがわかるというもの。合わせて、ドッグフードの与え方などについても。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


ドッグフードを食べない時は

お肉メインの食事
ドッグフードを食べたがらない時には、トッピングをしたり、肉汁をかけてもOK。ドライフードから缶詰などに替えてもよい。
食事を食べたがらない時に手を替え品を替えあれこれ与えていると、食べなければもっと他のものがもらえると覚えてしまいますので、しばらくは根気比べをしてみてください。たいがいお腹がすけば食べるものです。その際、フードを1日置きっぱなしにするようなことはやめましょう。食べないなら、様子を見てさっさと片付けてしまいます。

それでもなかなか食べようとしない時には、フードにトッピングをしたり、お肉を茹でたスープなどをかけてみたりするのもいいと思います。ただし、ドッグフードの栄養バランスが崩れない程度のトッピングに。スープをかける時には、犬は熱いものは苦手ですから適度に冷ましたものにします。ドライフードの場合は水やぬるま湯でふやかしただけで食べるようになることもあるので試してみてください。

そうは言っても、そのフードが本当にイヤで食べないこともありますので、他のメーカーのものに替えてみたり、ドライフードから缶詰などに替えてみるのもいいと思います。

フードを切り替える時

これまで食べていたドッグフードから他のものへ切り替える時に、急激に替えるとお腹を壊したりすることもあります。新しいフードを少しずつ混ぜていき、数日かけて切り替えるようにします。

食事に関する考え方は人それぞれですが、同じメーカーやシリーズで一生通すよりも、いろいろなものが食べられるようにしてあげたほうがよりよいという考えをガイドはもっています。同じものを食べているほうが、お腹も体調も安定していいということもあるでしょう。それはそれでいいと思います。しかし、動物病院やペットホテルに預けた時など、これしか食べられないというのでは困るケースもあります。加齢とともに犬の食の好みが変わってくることもあり、消化機能の状態によってはお腹に合わないものも出てきたりすることがありますので、食べられるものの範囲が広いと食事内容の選択肢もより多くもてることになります。そして、人間に比べたら短い犬の一生。食の楽しみを与えてあげるという意味でも、ある程度いろいろなものを食べさせているガイドです。

犬の食事は、その子の健康状態や飼い主さんの考え方、環境などによっても変わってきます。試行錯誤しながら自分の子に合った食事を見つけてください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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