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ドッグフードの種類と選び方(2ページ目)

ドッグフードはさまざまな種類があり、選ぶのに迷ってしまうほどです。どんな種類があり、どう選んだらいいのでしょうか。ドッグフードの基本についてのお話です。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


ドッグフードのタイプ

ドッグフードは、水分含有量などにより、いくつかのタイプに分けることもできます。

ドライフード
水分含有量が10%以下の固形タイプのドッグフードです。開封後に保存できる期間も長く、経済性に富んでいます。エクストルーダーという特殊な加圧押出し機を使用して作られますが、粒状のもの、フレーク状のものなど形は様々。歯に歯垢がつきにくいという点では他のタイプのドッグフードに比べると最も優れているでしょう。水分含有量が少ない分、お水を一緒に与える、またはふやかすなどして水分を補給してあげてください。

セミモイストフード
水分含有量が25~35%程度のフードで、指で押すと柔らかい感じがよくわかると思います。押出し機などで作られますが、ドライフードのように膨らませたり、乾燥はさせていません。水分を保つための湿潤調整がなされており、放っておくと水分がとんで硬くなってきますので、保存状態にはそれなりの注意を。

ソフトドライフード
水分含有量はセミモイストフードとほぼ同程度。セミモイストフードと異なる点はドライフードのように膨らませてあるということ。乾燥させてはおらず、水分もやや多く含むのでカビも生えやすいですから、保存には注意しましょう。

ウェットフード
75%以上の水分を含むフードで、缶詰、レトルトタイプ、アルミトレータイプなどがあります。肉や魚肉を原料にしたオールミートタイプと、それらの肉に野菜やビタミンなどを加えたレーションタイプがあります。未開封であれば長期保存ができますが、開封後は日がもちませんので残ったものは冷蔵庫に入れ、早めに使いきるようにしてください。
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