ドッグフードの種類
ドライフードは水分含有量が10%以下。他のタイプのドッグフードに比べて開封後の保存性も高い。 |
■総合栄養食
そのフードと水のみを与えるだけで、犬にとって必要な栄養素が得られるドッグフードで、「幼犬用」「成犬用」「妊娠・授乳期用」「シニア犬用」など、ライフステージごとに必要な栄養素を満たすことができます。
ドッグフードのパッケージに「総合栄養食」と表示できるのは、ペットフード公正取引協議会が定めた給与試験の結果、その基準を満たしていると証明されたフードであるか、もしくは、ペットフードに含まれる栄養成分を分析し、その結果がペットフードの表示に関する公正競争規約に定められた栄養基準を満たしているフードです。ちなみに、ペットフードに関する栄養基準については、AAFCO(American Association of Feed Control Officials:アメリカ飼料検査官協会)の基準やNRC(National Research Council:国家研究協議会)の基準などがありますが、よりペットフードに重きをおいたAAFCOの基準が世界的にも採用されており、日本のペットフード公正取引協議会でもAAFCOのものを取り入れています。ペットフードを選ぶにあって覚えておきたい名称の一つです。
「プレミアムフード」という言葉を耳にすることがあるかと思います。特長のある原料を使用したり、特定の機能を有する原料を使用するなど、ある種の特長をもたせたペットフードのことで一般のフードよりやや高価となっています。
■間食(おやつ)
ジャーキー、クッキー、ガムなど、いわゆるおやつの類いです。トレーニング時のご褒美や楽しみとして与えるには最適ですが、栄養バランスとしては偏りがありますので、与えすぎにはご注意を。
■目的食
「一般食」「副食」「カロリー補給食」「栄養補完食」などの表示があり、嗜好を高めたり、特定の栄養の調整、カロリー補強などがしてあるものを指します。使用している素材を限定したり、栄養素を調整した、病気に対応するための療法食というものもあります。