さて、こちらはかなり個人的なチョコレートグッズのコレクションです。 私物のため外国製だったり古いものだったりで購入できないものも多いですが、ご了承くださいませ。 主にフランス製が多いです。
かなりビッグサイズ!!
チョコレートそっくりにデザインされた、チョコレートのレシピ本です。 大きさ比較のため、普通のチョコレートを下に置いてみました。 これが部屋にどんと置いてあると、巨大チョコレートオブジェのようでインパクトがあります。 中には40種類のチョコレートレシピが掲載されています。 こちらは日本でも洋書を扱うところでたまに見かけます(アマゾンでも購入可能)。 パリのサロン・デュ・ショコラ(チョコレートの見本市)でも販売されていました。チョコレート好きの方は、インテリアにもいかがでしょうか?
フランスはチョコレート伝来から400年
フランスのチョコレートの切手です。しかも香り付き! 2009年はフランスにチョコレートが伝わって400年、ということで記念に作られたものです。 描かれた絵はチョコレートの歴史を物語っており、 左上から、カカオの実、アステカ時代の神様ケツァルコアトル(カカオの原産はメキシコのため)、 大航海時代にカカオをスペインにもたらしたエルナン・コルテス、 スペインのアルハンブラ宮殿、フランスで最初にチョコレートが伝わったといわれるバスク地方の バイヨンヌの地図、そして下段の左からルイ13世とスペイン王女のアンヌ・ドートリッシュ( 彼女がチョコレート職人を連れて嫁入りしたため、宮廷でチョコレートが流行した)、 チョコレート工場、板チョコレート、チョコレートドリンク、チョコを食べる子供の姿、 が描かれています。
様々な素材をテーマにした料理本のシリーズ
こちらもパリで見つけたミニブック。 手作り風の料理本で、様々な素材をテーマにしたものが、何十種類もあります。 茶色の2冊が、チョコレートとチョコレートケーキ(真ん中はフランボワーズの本)。 ページ数も少なく、あれ?というくらいの薄っぺらさですが、 このさり気ない装丁デザインと紙の質感にやられてパリへ行くたび購入しています。 表紙と中の紙の素材の絶妙な組み合わせ方や、 文字フォントやレイアウトにもこだわりがあって、 たとえ料理を作らなくても、紙フェチの心を突く本だと思います。 パリのデザイン志向の高い本屋などに置いてあったりします。 (普通の本屋にもひょこっと置いてあったり、意外とメジャーな本のようです)。 ちなみに上に載っているうす緑の箱は老舗パティスリー、ボワシエのキャラメルが 入っていた箱。昔のデザインを復刻したのだそうです(日本では今のところ未発売)。
蚤の市などでゲット
フランスの蚤の市やブロカントショップ(古道具屋)でもチョコレートグッズを 見かけることがあります。 左端は本当によく見つかるキーホルダー。 夏に行われる自転車競技、ツール・ド・フランスでは、選手が走る前に スポンサーの大パレードが行われ、そのときに大量のキーホルダーがばら撒かれます。 様々な企業の広告として作られたもので、趣向を凝らしたデザインも多く、フランス人でコレクションしている人も多いんだそうです。 チョコレートモチーフもかなり種類が出ています。
レトロな3枚のカードは、クロモカード、クロモスなどと呼ばれるもので、 1800年代後半~1900年代にかけて広告用として作られたトレーディングカード。 食品、デパート、洋服屋さんなど、様々な企業のものがあります。 蚤の市だと結構粗末に古い箱にどばっと入っていたりするのですが、 一枚一枚をがさがさ漁っていると、面白い絵柄を見つけたりしてつい夢中になってしまいます。 一番下のオリエンタルな建物が描かれたものは「KIOTO(京都)」と書いてあったのですが、 どう見ても中国っぽい雰囲気で笑えます。 裏にそのメーカーのチョコレートの種類や値段、住所などが書かれています。
携帯ストラップとカカオのチャーム
左はパリのサロン・デュ・ショコラ会場で販売されていた公式(?)携帯ストラップ。 チョコレートというか、正式にはルリジューズ(シュークリームの一種)ですが。 最近では、ヨーロッパでも携帯ストラップをよく見かけるようになりました。 しかしやっぱりフランス製のため、日本のような精巧さはなく、 作りがやや甘いのはご愛嬌ということで。
右は、とあるチョコレートショップのオープン記念に配られたオリジナルの非売品。 3色のカカオの実とチョコレートドリンクが入ったマグカップのモチーフが、 チェーンにぶら下がったチャームです。 カカオのアクセサリーってあまり見たことがないので 珍しいのですが、ころころしたカカオの実がなんともかわいいです。
カカオからチョコレートができるまでを図解
ちょっとマニアックですが、カカオからチョコレートができるまで を表したポスター。元々は学校教材だったようです(そういう感じの店で見つけました)。 フランス人にとってはチョコレートは身近なものなので、 学校でも教えるんですね。 スペインやベルギーのチョコレート博物館でも、これと同じ絵柄のものが 展示されていました。 こちらは複製のようですが、それでも印刷して10年以上経っているらしく、 やや色が褪せています。
チョコレートの街である、バスク及びバルセロナで
こちらもポスター。左はバスク地方、ビアリッツにあるチョコレート博物館で 売っていたもの。バスク地方はフランスで最初にカカオがもたらされた場所と言われています。 大航海時代を象徴するような鯨の絵、 そしてチョコレートが飲み物だった時代のポット「ショコラティエール」や、 カカオをすり潰すための道具「メタテ」なども描かれています。
右のポスターはバルセロナにて。 バルセロナもスペインでは最初にカカオが上陸しているせいか、 チョコレート屋さんがとても多いです(濃いチョコレートドリンクにクロワッサンやチュロスを浸けて 食べている人をよく見かけます)。 これもチョコレート屋に売っていたので、チョコレートの製造の様子かなあ、 と思うのですが、詳しくは分かりません。 もしお分かりの方がいらしたら教えてください。 図をよく見ると、網の上にカカオ豆のようなものが乗っているのですが・・・。 ちなみにこれと同じような絵が、ベルギーのチョコレート博物館にも展示されていました。
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