土地の高低は学校名、交差点名などで読み取る!
ところで、地名には土地の高低から名づけられたものが多くあります。川、池、窪、沼、流、崎、泉、谷などと付いていれば低地、山、台、丘などとあれば高地というわけです。お金持ちとしては高い場所を意味する地名の場所を選べばいいと思うでしょう。ところが、残念ながら、このルールが当てはまらないケースも多々あります。「自由ヶ丘」という地名が、街のイメージを高め、ショップを呼び寄せ、地価アップに貢献 |
御殿山の名称は交番や小学校などに残されている |
お金持ちは今も高いところを目指す!
都心以外のタワーでも最上階は地元の有力者が購入するケースが多いとか。なんだか分かる気がしますね |
通常、マンションはちょうど真ん中くらいの階を基準階として上下に少しずつ価格を変える設定をします。向きや広さなど他の条件も加味し、規則正しいルールに則って価格は設定されます。
ところが、最上階とその下の何階分かには、規則なぞありません。いきなり、どーんとお高い価格設定になることもしばしばです。ずば抜けてすばらしい眺望、自分の上には誰もいないという優越感、あり得ない高値……。でも、それでも、最上階だけを買いたがる、言ってみれば最上階マニアのようなお金持ちがいらっしゃるのだとか。やはり、今も昔も高いところ。お金持ちはこうでなくてはいけません。
【関連記事】
歴史が語る、お屋敷街の系譜