所得の多い人が住んでいる沿線トップは
京王井の頭線


2008年10月に野村総合研究所が、日本で初めて私鉄沿線別の世帯当たりの年収、金融資産を調査、ランキングを発表しました。それが今回ご紹介するデータです。最初にご覧いただくのは年間所得の多い沿線上位10路線。ちなみに国税庁が毎年行っている「民間給与実態調査」によると、2005年1年間に民間企業に勤めるサラリーマンが得た平均給与は436万8,000円。どの沿線も当然ながら軽~くクリアしています。

世帯当たり年間所得・上位10路線

順位沿線名沿線1世帯当たり年間所得(万円)
1京王井の頭線
709
2東急東横線
700
3東急目黒線
689
4東急田園都市線
688
5小田急小田原線
678
6東急大井町線
671
7東急池上線
652
8小田急江ノ島線
631
9阪急今津線
625
10東急多摩川線
624


京王井の頭線
沿線全体にのんびりした風情が漂う京王井の頭線だがお金持ち度ではダントツということに
トップは渋谷吉祥寺をつなぐ人気の沿線、京王井の頭線です。始発、終着ともに人気の駅ですし、途中には下北沢、明大前のような若者の多い、活気ある街も。さらには日本で一番ポルシェが売れる街浜田山もありますし、永福町や久我山なども浜田山に負けず劣らずのお屋敷街。トップも納得です。

みなとみらいエリア
みなとみらい線では山手のあたりに広壮なお屋敷街がある
さて、続く東急東横線は渋谷横浜をつなぎ、さらにはみなとみらい線と乗り入れる沿線。途中には自由が丘、田園調布といった全国区の街や再開発で注目を集めた武蔵小杉などがありますから、これも納得の順位といえそうです。

東急沿線には
知られざるお屋敷街が点在

久が原駅
東急池上線久が原駅。地方のローカル線を思わせるほど小さく、古めかしい
ところで東急沿線では他に目黒線、田園都市線、大井町線、池上線、多摩川線がランクインしています。都内では駒沢大学桜新町二子玉川、神奈川県に入ってからでもたまプラーザ、青葉台といった人気の街がある田園都市線はイメージしやすいでしょう。しかし、目黒線、大井町線、池上線、多摩川線と聞いてどんな街があるか、イメージできますか?

久が原の住宅街
久が原の住宅街。驚くほど静かで交通量も少ない
実はこれらの沿線には知る人ぞ知るお屋敷街が点在しています。例えば大田区内にある東急池上線久が原。ここは弥生時代の遺跡が出土しているほど古くから人が住んできた場所で、大正年間に早くも区画整理が行われています。そのため、道路が碁盤の目状で区画も広く、特に久が原3丁目、4丁目あたりには庭の広い一戸建てが点在。空の広い、開放的な街並みとなっています。久が原だけでなく、続く東嶺町、西嶺町、南久が原、鵜の木(最寄り駅は東急多摩川線になります)あたりも同様の雰囲気があります。

旗の台の住宅街
旗の台の住宅街には外から建物が見えないほどのお宅も
あるいは東急目黒線洗足から東急大井町線旗の台にかけてのエリア。こちらは品川区になり、町名でいうと小山7丁目から旗の台6丁目あたりがウォッチングの楽しいお屋敷エリア。かつての欧米人向き高額物件、今ではヴィンテージマンションの一大ブランドとして有名なホーマットシリーズも建っています。そうそう、洗足は雅子様のご実家のある街ですから、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。こじんまりした商店街では雅子様や愛子様にちなんだお菓子なども売られています。

小田急小田原線は代々木上原や成城学園前新百合ヶ丘などのハイソな住宅街があります。この沿線はご存知の方も多いのでは?

は資産家の多い沿線。さてトップは?