ホテル並みのサービスに
何でもある!室内
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ロビー奥に住戸へのエレベーターがあり、鍵がないと入れない仕組み |
今回は3種類の住居のうち、オークウッドプレミア東京ミッドタウンを見てきました。ここは家具付きの、いわゆるサービスアパートメント。1階にはフロントを始め、入居者が利用できる共用施設があり、住居は2階以上となっています。
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朝はコンチネンタルブレックファーストが用意される。もちろん無料 |
まずは1階。オートロックのエントランスを入ると、そこは応接セットを備えた広々としたロビー。右手には24時間対応してくれるコンシェルジュのデスクがあり、左手は入居者専用のラウンジになっています。ラウンジ内には、バーカウンターもあり、朝食、コーヒー、そして夜にはお酒が楽しめるようになっています。
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議題に集中できそうな会議室。室内にもデスク、スタンドに光インターネット回線などビジネスマン向きの設備が充実している |
ラウンジの裏側には8人利用可能な会議室、4席のコンピュータコーナーが用意され、24時間利用可能。奥にはコピーマシンもありました。
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フィットネススペースの横には商業施設へ直行できる通路も設けられている |
さらに、その奥はフィットネスコーナー。マシンの台数は下手なスポーツクラブより多いほど。もちろん、シャワールーム、ロッカールームなどもあります。これだけ揃っていれば、ホテル並みというより、下手なホテルよりずっと上でしょうね。
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ダイニングセットやソファ、テレビにデスク類はもちろん備え付け。大画面で映画を楽しめるホームシアター設備も |
最初に見せていただいた住居は、ミッドタウンガーデンを見下ろす8階にある、133m
2余の3ベッドルーム。利用料金は月額にして260万円です。他の住居では高層階もありますが、タワーマンションの、眺望を楽しむという雰囲気よりは、低層マンションの落ち着きを感じるというのが、東京ミッドタウンの住居の印象です。
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大型冷蔵庫を備えたキッチンは外国人居住者を意識して、やや高めに作られている |
室内にある品はすべて最初から設置されています。キッチンではオーブン、電子レンジにコーヒーメーカー、食器洗浄乾燥機や調理器具、食器類、洗面所ではゴミ箱やトイレブラシ、体重計など、本当に細かいものまで全部揃えられています。ただし、シャンプーなどの消耗品は最初だけ。足りなくなったら、自分で補充します。リネン類はハウスキーピングのサービスで、交換してもらえます。
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明るく開放的と人気の部屋。家具などのテイストも微妙に違う |
次に見学したのは、5階角部屋の2ベッドルーム。103m
2の2ベッドルーム。利用料金は月額160万円。壁面を利用した収納が豊富な部屋です。
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明るい色目のシャワールームと洗面スペース。タオル類も備え付けられている |
前の部屋は明るく現代的な雰囲気でしたが、こちらはダークな落ち着いた色調。インテリアのテイストはこの2種類です。ちなみに、広くて明るいリビングが受けて、この部屋は一番人気なんだとか。分かる気がしますね。
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外の喧騒がうそのような、ルーフガーデン。見上げると、ミッドタウンタワーと空しか見えない |
5階にはベンチやテーブルセットの置かれたルーフガーデンもあり、気持ちのよい風が通ります。座って空を眺めると、六本木にいるとは思えないほど静か。空が広く感じられるのも、都会には珍しいこと。この、空間の豊かさが東京ミッドタウンならではなのかもしれません。
ここに住みたい人はもちろんですが、住環境に関心のある人なら、一度は訪れてみて、どのような開発が行われ、どのような街ができたのかはチェックしてみてください。自分の住みたい街感が変わるかも知れませんよ。
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