駅周辺に公共施設、商業施設が集積、
タワーマンションが多い街

西口の住宅街
古くから開発されてきただけに駅近くには新しいタワーに混じって古いマンション、一戸建てなども
さて、では実際の川口はどんな雰囲気の街なのでしょう。まず、西口は前出したとおり、駅前に公園、ホール、そしてマンション群、少し入ると一戸建てが中心の静かなエリア。マンション1階などにスーパーなど商業施設はあるものの、住居が中心になっています。駅のすぐ前に住宅があるからでしょうか、駅前のぺデストリアンデッキを犬連れで散歩する人の姿も多く見かけます。

樹モール
そごうの裏手には樹モール、ふじの市モールと商店街が続く
対して東口は駅前にそごうやイトーヨーカドー、西友などの商業施設、さらにそごうの裏手には川口銀座商店街(樹モール)やふじの市商店街などがあり、全体として賑やかな雰囲気。少し離れて前出のアリオ川口もあります。また、市役所や図書館、市民会館などもあり、行政の中心はこちら。といっても、いずれも駅から10分ほどの距離ですから、西口であれ、東口であれ、それほど不便というわけではありません。

川口駅周辺はこうなっている

川口周辺の概念図
川口駅周辺の主要な建物、公共施設などの位置関係概念図。少し離れて埼玉高速鉄道川口元郷駅がある

川口西公園内の彫刻
川口西公園内に点在する彫刻。駅周辺、商店街などにも飾られている
歩いてみて気がつくのは、景観に配慮した、彫刻などが飾られた美しい街並みです。川口西公園には船越保武、佐藤忠良などの彫刻13点が展示されていますし、樹モールにも駅近くのグリーンプラザ公園のドンキホーテ像を始め、いくつかの彫刻が。また、同商店街ではマンホールの蓋や街灯の足元などにもデザインが施されています。これは川口市が街の美化、都市環境の整備に積極的な自治体であるため。市は1988年以降、独自に都市デザイン賞・まちかどスポット賞などを作り、街の美化などに取り組んできていますし、2007年には川口市景観形成条例も施行されています。長年かけて街並みを整備してきた自治体なのです。

また、川口は国の「子育て支援総合推進モデル」指定都市でもあり、子育て、子どもの居場所作りなどには非常に熱心です。

エルザタワー
埼玉高速鉄道川口元郷駅近くの芝川から望むエルザタワー。2007年末現在、185.8mは日本で3番目の高さ
また、もうひとつ、気づくのはタワーマンションが多いこと。西口、東口ともに駅周辺にあるのはもちろん、多少離れた場所でも通り沿いにはタワーが建ち並んでいます。有名なところでは埼玉高速鉄道の川口元郷駅の近くにある、タワーマンションブームのさきがけとなったエルザタワー55(1998年竣工)。これは川口では住居専用の用途地域ではなく、工場跡地など準工業地域などがマンション用地として利用できるためです。

さらに駅から少し離れると荒川河川敷を利用した川口市浮間ゴルフ場や荒川運動公園などもあり、緑と水にも恵まれています。

最後に気になる住宅事情を見ていきましょう。