都心はもちろん、国内各所、海外へも
人形町は江戸時代からの交通の要所
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数分歩けば他の駅、他路線が利用できる便利なロケーション |
人形町は江戸初期から開発されてきた街。地名は寛永11年(1635年)に猿若座(後の中村座)、市村座の江戸歌舞伎2座が開場、周囲に人形浄瑠璃の芝居小屋やその関係者、職人などが多かったことから名づけられたとか。当時から人が集まりやすい立地だったわけですが、その便利さは時を経て、さらにアップ。地下鉄では東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線人形町、東京メトロ半蔵門線水天宮前、都営地下鉄新宿線浜町駅、場所によっては東京メトロ日比谷線・東西線茅場町駅も使えますから、最大5線が利用できる計算です。
記事で取り上げるエリアはココ!
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今回取り上げるエリアはおおよそこの辺り。地下鉄の路線名はスペースの関係で一部省略してあります |
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半蔵門線は押上から渋谷まで14駅、全線乗っても30分と短いこともあって比較的通勤がラク |
しかも、都心とその周辺を走る地下鉄は郊外から都心に向う路線と比べると混雑度が格段に違い、辛い思いとは無縁。特に押上、清澄白河始発の半蔵門線は水天宮前からの利用でも時間帯によっては座れることもあるほどで、快適だそうです。
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東京シティエアターミナルを利用すれば海外、国内へもスムーズにアクセスできる |
都心への足回りに加えて、特筆すべきは飛行機利用時の便利さ。水天宮駅に隣接する東京シティエアターミナルは羽田、成田への玄関口。リムジンバスを利用すれば羽田まで25分、成田まで55分と、海外、国内、どちらへも楽々。また、都営浅草線も京急、京成線経由で羽田、成田とつながっていますから、こちらを利用する手もあります。車利用でも首都高速の箱崎、浜町の出入り口が近いので、こちらも便利。どこに行くにも便利という言葉がふさわしいロケーションなのです。
続いてこの街のおいしいところを見ていきます。