Aさん(35歳)が自宅を仕事場とする「在宅ワーク」をはじめようと思いついたのは、2年前の春でした。きっかけは、インターネットで見た広告に「誰でもカンタンに始められる」と書いてあったから。いろいろなセミナーに参加したり、知人に相談するものの、いまだにAさんは「在宅ワーク」をスタートすることができません。さて、その原因はどこにあるのでしょうか。Aさんにヒアリングをしながら、一緒に考えてみました。

仕事をきちんとできるか不安

思案
じっくり考えることも必要ですが思い切って飛び込む勇気も必要
在宅で仕事を始めたいな、と思い、一番簡単にできそうなデータ入力をしたいと考えていました。
でも、実際にデータ入力をされている在宅ワーカーさんのお話を聞く機会があったのですが、徹夜で納品とか、ブラインドタッチで文字を打てないとダメとかおしゃっていて、今の私にはとても無理なんじゃないかな…と思ってしまいました。

ガイド:実際に仕事をしたわけではないんですよね?

仕事はしていないのですが、徹夜とか聞くと私にはとても対応できないと感じてしまいました。
学校を卒業し、仕事をした経験もあるのですが、もう10年前のことなんです。その後はずっと家にいたので、全く自分に自信がない状態なのです。

ガイド:ずっと準備期間というところなのでしょうか?

そうかもしれません。スキルをつけようと思うのですが、実際の仕事でもないのに、入力をするのも可笑しな気がして、正直はかどっていません。このままずっと準備期間で終わるのかなと、最近思ってきました。

【ガイドより】
Aさんの場合は、「自分探しの旅」のつもりが、ただの耳年増になってしまっている状態です。どんな仕事であっても報酬を頂くわけですから、甘くはありませんが、まずは自分の働ける時間を考慮しながら無理のない範囲で仕事を請けてみることです。

本番になってはじめて見えてくることもありますから、あまり怖がらずに飛び込んでみてください。それでも自信がついてこない場合は、職種に関連した資格をとることをお勧めします。きっと自信にもつながると思いますよ。

どれも怪しい企業に見えて応募できない