年収のギャップが起きやすい場合
このようにコンサルタント転職の際に年俸ギャップがおきやすい人の代表的な例を挙げてみます。20代のうちはまだしも、30歳を超えるとこの年俸ギャップが健在化してきます。・大企業で残業代がついて年俸がかさ上げされている場合
・SIerなどで「旬」でないスキルで経験をつんできているが、年齢とともに給与はあがるので、そこそこの年俸になっている場合
後者の場合、たとえば、
・特定の政府機関の特殊なシステムの開発・運用ばかり経験が長い
・古いスキル(ホスト)や、ネットワークやインフラ系の経験が多い
となると、大手SIerからは年収のギャップがでてきます。
希望年俸を伝えただけで落ちるケースも
実は、希望年収の伝え方がまずいために、面接で不採用になる場合もあるのです。それは、上記のように自分のスキルを過大評価して、「前職の年俸よりもアップ、それも100万以上」といった具合に伝えてしまうことです。面接官は、3つのことを考えます。1.根拠のないことでも、相手に要求を言ってしまう人だ。
→コンサルタント適正がないと考えられる。
2.この人は、自分のスキルの棚卸しすらできていないのでは?
→これも、コンサルタント適正がないのでは?
3.当社の待遇や、評価制度を知らないのでは?
→考え方が合わないのでは?
実際に、そこそこのスキルを持ち合わせているのに、希望年俸を強く言いすぎたために、それだけで落ちたというケースを何度も聞いています。