筋トレ・筋肉トレーニング/ストレッチ・エクササイズ

脳と体が同時に目覚めるオフィスストレッチ(2ページ目)

季節の変わり目。体調が変化しやすいこの時期に、夏のダルさを引きずったままでは、仕事の効率にも支障を与えかねません。そこで、ちょっとしたすきま時間を利用して、リフレッシュしてみてはいかがでしょう。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

肩、首筋のコリを解消 「ローテートショルダー」

まずは、肩や首筋のコリを解くストレッチをご紹介します。肩甲骨の周りを大きく動かし、ほぐすことで肩や首筋の緊張を解いていきます。長時間のパソコン使用などで駆使した目の疲れを和らげる効果も期待できます。

手順1
【スタートポジション】
背すじを伸ばしてイスに腰かけ、指先を鎖骨のあたりに置きます。ひじは揃えて、前に向けましょう。
手順2
ひじを開き、鎖骨に置いた指を支点にして、ゆっくりと肩を大きく回します。ひじで大きな輪を描くように意識し、肩甲骨をしっかりと動かしましょう。前後それぞれ5回ずつ行います。

胸を張って背筋を伸ばした状態をキープし、大きく深呼吸しながら行うとより高い効果を得られます。


胸のケア&集中力アップ 「チェストアイソメトリックス」

胸の内側の筋肉と二の腕をターゲットにしたストレッチです。引き締まった胸を作り、二の腕にできがちな「たるみ」を解消するのが主な目的ですが、気分転換や集中力アップにもつながります。

手順1
【スタートポジション】
背すじを伸ばしてイスに腰かけ、胸の前で手のひらを合わせます。両手の人差し指と親指で三角形を作るようなイメージで。
手順2
合わせた手のひらを強く押し合い、手に力を込めたまま、ゆっくりと腕を前方に伸ばしていきます。ひじを伸ばしきったところで5秒間キープし、ゆっくりと元の位置まで戻します。これを5回繰り返しましょう。

常に力を入れたまま両手でしっかりと押し合うのが、効果を高めるポイントです。あせらずにゆっくりと腕を伸ばしましょう。


ちょっとした疲れは、すきま時間を上手に使って、こまめに解消していくことが大切です。どちらも気軽にできる動きですので、仕事で行き詰まったときに行うと、新しい発想が生まれてくるかもしれませんよ。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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