結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

わかりやすく分類!披露宴スタイル入門(2ページ目)

ゲストをおもてなしする結婚披露宴。現在では、披露宴のスタイルもバリエーションに富んでいます。どのようなスタイルがあるのか、切り口を変えていくつかに分類してみました。披露宴スタイルを考えるための入門記事です。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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食事のスタイルから分類すると

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料理のスタイルによっておもてなしの内容とその格が変わる
■着席コーススタイル
ゲストは着席したままで、席まで食事が運ばれるスタイル。もっともフォーマルなものとされます。招待(祝儀)制にするのであれば、このスタイルがおすすめです。

■着席ブッフェスタイル
座席は決まっていますが、ゲストが会場の一角に設けられたブッフェ台まで、食事を取りに行くスタイルです。席が決まっている分、落ち着いて食事ができるので、カジュアルすぎない雰囲気になります。比較的金額を高めに設定する1.5次会におすすめのスタイルです。

■立食ブッフェスタイル
座席を設けず、立ったままで食事をするスタイル。食事はブッフェ台までゲストが取りに行きます。自由に動き回れるので、ゲスト同士の交流が生まれやすいスタイルですが、疲れることも否めないため、カジュアルな場に向いています。安価な会費で、同世代を呼んで行う2次会におすすめのスタイルです。


披露宴、1.5次会、2次会の違いとは

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パーティの呼び名は知っていても内容の違いは意外とわかりにくい
■披露宴
文字通り「新郎新婦の結婚を披露」するための会なので、親族や友人、会社関係者など、ふたりがお世話になっている人たちを広く呼んでおもてなしするのが目的。しきたりにのっとって、フォーマルに行われることが基本です。料理や飲物、引出物など、おもてなしの要素をしっかりと用意します。

■1.5次会
会費制で、比較的フォーマルなパーティを行うスタイル。フォーマルな披露宴と、カジュアルな2次会の間ということで、業界用語として使われていたものが、一般的に使われるようになりました。パーティの内容は披露宴と変わりませんが、ご祝儀よりも負担の軽い金額を会費に設定し、引出物などを軽めの内容にすることが多いスタイルです。

■2次会
友人を中心に呼び、披露宴の後に会費制でカジュアルにパーティを行うスタイル。披露宴に参加した人に加え、披露宴に呼べなかった人たちを呼んで行います。料理・飲物の代金と同等程度の金額を会費に設定するのが一般的で、引出物は特に用意せず、用意してもプチギフト程度です。
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