食費が安い大阪。高いのは京都。
食費の傾向も家庭によってさまざま。都市の平均的な家計の傾向も違う。 |
食料計 | 穀 類 | 魚介類 | 肉 類 | 乳卵類 | 野菜・ 海藻 |
果 物 | |
京都市 | 81,816 | 7,800 | 7,662 | 8,322 | 3,864 | 10,079 | 2,415 |
大阪市 | 72,313 | 7,653 | 6,615 | 6,696 | 3,580 | 8,469 | 2,260 |
神戸市 | 79,796 | 7,827 | 7,902 | 8,589 | 4,007 | 9,572 | 2,621 |
油脂・ 調味料 |
菓子類 | 調理食品 | 飲 料 | 酒 類 | 外 食 | ||
京都市 | 3,545 | 5,516 | 9,593 | 3,442 | 3,947 | 15,631 | |
大阪市 | 2,971 | 4,520 | 8,920 | 3,397 | 3,395 | 13,837 | |
神戸市 | 3,359 | 5,740 | 8,487 | 3,301 | 3,757 | 14,634 |
また、大阪の食費の低さには目を見張ります。1位の京都とは約9,000円、2位の神戸とも約7,000円の差があります。スーパーなどでの食料品の物価が安いのと、倹約気質が低さの原因かもしれません。
そえぞれの内訳を見てみると、魚介類・肉類・乳卵類などのたんぱく質は、神戸が一番。代わって、野菜は京都が一番になっています。また特筆すべきは、調理食品と外食。いずれも、京都がトップです。主婦も働いている割合が多いので、こういったところにもお金をかけているのでしょう。
住居費は都会の大阪がトップ
次に住居費を見てみましょう。一転して、大阪市がトップになっています。特に、家賃時代が他の2都市から比べても断然違います。京都の2倍もしています この影響で、大阪市は食費が少なく、黒字率も低いのでしょう。土地の価格も高い都心では、住居費の高さはどうしようもありません。住居代計 | 家賃地代 | 設備修繕 ・維持 |
水道・光熱費計 | 電 気 代 | ガ ス 代 | 他の光熱 | 上下水道料 | |
京都市 | 15,919 | 9,332 | 6,587 | 21,238 | 8,341 | 6,603 | 367 | 5,928 |
大阪市 | 25,030 | 19,934 | 5,096 | 19,085 | 8,898 | 5,890 | 180 | 4,117 |
神戸市 | 17,358 | 11,751 | 5,607 | 19,744 | 8,633 | 6,008 | 206 | 4,897 |
また、水道・光熱費や上下水道料を見てみると、京都市がトップ。 3都市での水道料金と下水道料金を比較してみましょう。 月に口径20mmで20m3を水道を使ったとすると、水道料金は、京都市・2,614円、大阪市・2,016円、神戸市・2,446円。下水道料金は、京都市・1,984円、大阪市・1,218円、神戸市・1,522円となっています。
いずれも、大阪が一番安く、京都が一番高くなっていますね。これらの差も、長年たつとかなりの差になります。生活に必ず必要な水道。この料金が違うのは、大きなポイントですね。家計の様子にもしっかりと出ています。
洋服にお金をかける神戸
次は、衣服代を見てみましょう。こちらで多いのは、神戸市。さすが、ファッションの街ですね。特に洋服は、他の2都市と2,500円の差がでていますよ。和服は、大阪がトップで、京都ではないのが少し不思議です。合計 | 和 服 | 洋 服 | シャツ・ セーター類 |
下着類 | 生地・ 糸 類 |
他の被服 | |
京都市 | 15,148 | 40 | 5,942 | 3,127 | 1,258 | 119 | 1,187 |
大阪市 | 13,668 | 324 | 5,918 | 2,525 | 1,001 | 112 | 1,047 |
神戸市 | 18,278 | 88 | 8,348 | 3,290 | 1,556 | 361 | 1,118 |
次のページでは、貯金などを3都市で比較してみたいと思います。。