給料がアップしない現実を知る
就活中はとにかく仕事を得たいと思うでしょう。お給料にあまりこだわりを持たない気持ちもわかります。でも、これからの人生基盤となる収入です。しっかりと考えていきましょう。初任給で充分に生活ができると安心して満足してはいけません。その給料が5年後、10年後、30年後はどうなるかをリサーチしておきましょう。その時、職種も意識してください。
事務などの責任を伴わない仕事を希望をしているなら、事務職の給与の変化を見ておくといいですね。年齢があがったからといって、会社への貢献度があがるわけではありません。給与アップはあまり見込めませんね。その現実をよく見ておきましょう。
ライフプランを考えてみる
収入があがらなくても、今の生活で充分と安心している人も多くいます。そんな時は、自分自身のライフプランを考えてみましょう。漠然としたイメージでいいので、結婚をして子どもができて、子どもを育てて……といった今後の生活を考えてみます。その時々にどれくらいの生活費が必要かを考えると、初任給の収入ではやっていけないことに気がつくでしょう。結婚や子どもは考えないというのであれば、リタイア後の暮らしを想像してみましょう。
親世代と同じ収入は難しい
出世を望まず責任のない仕事を探す草食系男子学生。彼らは「普通の暮らしが出来れば満足」と口をそろえて言います。その普通の暮らしがどういうものかを聞くと、親と暮らす今の生活とのこと。今の親がどれくらいの収入かを知っておくのも大切です。子どもを大学に通わせているその生活が、いくらの収入で成り立っているのかということ。その収入を普通と考えるなら、将来の自分がその普通と考える収入を得られるのかを判断しましょう。
将来の自分が、今の親と同じ収入を得るのは難しいことがわかったのではないでしょうか? 責任を伴わない仕事をこなして昇格や昇給を望まなければ、自分の思っている普通の生活がおくれないということです。
目先の楽さを求めるだけでなくく、将来の生活をしっかりと見据えて就職を考えてくださいね。