アパートマンション経営/アパート・マンション経営のはじめ方

さまざまな土地活用 その4 コインランドリーってどうよ?

土地活用方法としてのコインランドリー事業の概要と、そのメリット・デメリットを具体的にご紹介しています。

浦田 健

執筆者:浦田 健

アパート・マンション経営ガイド

コインランドリーってどうよ?

コインランドリーと聞くと銭湯の近くにあるものだとか学生寮の近くにあるものを連想されるだろう。
しかし、最近のコインランドリーはロードサイドであったり、駅から5分ぐらいの立地に店舗としてあるケースも少なくない。
また、地方のような土地を大きく利用できる立地の場合には、スーパー銭湯やトランクルームなどと融合させているものもある。

家庭用乾燥機や浴室乾燥といった装置も確かに便利ではあるが、梅雨や台風の時期になると洗濯物も増え、誰しも一度はコインランドリーの世話になったがあるかと思う。

最近では、布団も洗える洗濯乾燥機といったコインランドリーもある。
今回は、コインランドリー事業としての土地活用について勉強してみよう。




ロードサイドでのコインランドリー事業

まず、ロードサイドでの経営の場合、基本的に建物を建築しコインランドリーを設置する。
機器の導入には買取とリースの2つのパターンがある。
買取の場合、建築費に機械代も負担しなくてはならないので初期投資は大きいが、減価償却ができるため節税効果は期待できる。さらに、売上げが上がっていけば、短年度での初期投資の回収は可能となる。
機械の価格は用途にもよるが1台当たり30万円から100万円といったところがベースだろう。

一方、リースの場合は、機器をリース会社と契約し毎月リース料を支払うシステムである。
リースの場合、毎月の使用料をリースという形で支払うので、初期投資の負担が少なくなるというメリットがある。

ケーススタディー

それでは、コインランドリー事業を行う場合のケーススタディーを見てみよう。
例えば・・・10坪のコインランドリーを経営すると・・・

(建物を建築し、機械を買い取る場合)
      洗濯機3台(80万円/台×3/台=   240万円
      乾燥機2台(45万円/台×2/台=    90万円
      ガス・建物建築工事等(内装工事含む) 600万円

約950万円の投資に対して1ヶ月の売上げは、一人当たりの客単価を600円として1日5人が利用すると・・・
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