通常、オフィス賃貸を考えた場合、1社に1フロアを貸すというのは当然のように思えます。しかし、この常識を変えることで、空室のリスクを解消するばかりか、収入も飛躍的に向上させることができるのです。
レンタルオフィスという考え方
例えば、銀座、丸の内、新宿のような、立地にブランド要素のあるオフィススペースを1フロア借り上げます。そして、その間取りを小さく1.5坪から3坪の間取りに区切ります。さらに、オフィス家具、共有のコピー機、秘書サービスなどを付加し、それぞれの空間を、ベンチャー企業などに賃借しているのです。ただ1社に1フロアを貸してしまえば、1社分の賃料しかとれませんが、この様に小さな間取りを、数社に賃貸することで、それ以上の収益をあげることが可能になるのばかりか、空室リスクを回避することもできるのです。
収益向上のメカニズムとは?
オフィススペースの間仕切りレイアウト |
事務所の賃料相場を約60万円とすれば、この1.5坪から3坪ほどの小さい仕切り個室で約15区画はとれるでしょう。
この1区画を月15万円で賃貸することで、賃料だけでなんと225万円もの収益をあげることが出来るのです。1社に貸していれば60万円の賃料が、225万円以上に膨れ上がることになります。
実際に、この値段で募集し、満室運営を続けている企業があるのですから驚きです。