修繕は「時期」と「費用」を把握することが大事です。


修繕というと、
「頭がいたい」
「充てられる費用はないよ」など、どちらかというと、
マイナスのイメージをお持ちの大家さんが多いと思います。
今回は、修繕の中でも、大掛かりな修繕の「時期」と「費用」の目安をご紹介し、かかる「費用」をあらかじめ見込むことの必要性について、お話します。

修繕は2種類ある!?


「この間、給湯器が壊れたとクレームがきて交換したら、立て続けに3件も続いて、参ったよ・・・」

と、ある大家さんは、ぼやいていらっしゃいました。
家賃収入を新車購入に充ててしまい、給湯器の交換費用の捻出に大変ご苦労されたそうです。

修繕といっても、実は2種類あります。
一つめは、原状回復工事やエアコンの修理のような短期的なスパンで発生する日常的な修繕。
二つめは、給湯器の交換や外壁補修、屋上防水の補修工事などの長期的なスパンでおこなう大掛かりな修繕の2種類です。

大掛かりな修繕をしなければ・・


例えば、日常的な修繕をしなければ、当然ながら入居者のクレームや内見者の不満足を引き起こします。退室する恐れもありますよね。
一方で、大掛かりな修繕しなければ、どうなるでしょうか?
・いきなり多額の費用がかかり、蓄えがなければ借り入れる必要がでてきます。
・屋上防水の補修工事などあらかじめ工事していなければ、水漏れが発生し、入居者から大クレームが起こります。
・修繕を先延ばしにしていると、建物の各部分が劣化して、内見者に悪い印象を与え、空室が長期化する恐れがあります。

 このようなことを引き起こさないために、大掛かりな修繕は適切な時期に、きちんと「費用」をかけて行わなければいけません。

修繕の時期や金額の目安は?


そうはいっても、
「どんな修繕をしなければいけないのか?」
「どのくらい費用を蓄えておけばよいか分からない・・・」
「自分の物件で、修繕が必要なタイミングがわからない・・・」
など、ご不安になる大家さんもいらっしゃると思います。

そこで、長期的なスパンでおこなう修繕の時期や金額の目安をあげてみます。
※建物規模・劣化状況により大きく異なります。


ここでは、多額な費用がかかる修繕項目をあげました。
費用の目安は、今後見積もりを取る際のご参考になさってください。

今回は修繕計画の前提である修繕する「時期」とかかる「費用」の目安をお伝えしました。
ご覧のように、長期的なスパンでおこなう修繕は多額な費用がかかります。あらかじめ修繕する「時期」とかかる「費用」を把握して、将来的にかかる「費用」を見込むようにしておいてください。
修繕する「時期」を把握して「費用」を見込むようにすれば、建物の劣化を防ことができます。結果として、入居者が快適に生活でき、内見者も建物の状態を評価し、空室率低下につながるでしょう。
次の機会に、このような大掛かりな修繕をどのように計画していくか、「修繕計画」について、解説します。
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