リフォームプランの計画はお正月に
家族の意見の不一致で、リフォームブルーになることも
コストダウンの内容を巡って、リフォーム業者との打ち合わせ中に夫婦で大ゲンカ! というケースも。
よく見掛けるのが、リフォーム部位では妻はキッチン、夫は浴室に費用を掛けたい、内容では妻はデザイン、夫は品質にこだわりたいと言うものです。
これからずっと長く暮らす大切な我が家のことですし、大きな費用が掛かることですからどちらも真剣です。家族内で優先順位が食い違ったままリフォーム計画が進んでしまうと、コストダウンの内容を巡って、リフォーム業者との打ち合わせ中に夫婦で大ゲンカ! というケースもあります。
そして、リフォームの計画中に、もうやめたい、めんどくさい、どうしていいか分からないと悩んで中断してしまったり、リフォームが終わっても満足できない、やらなければよかった…… と悔やんでしまうような、リフォームブルーに陥ってしまうことがあるのです。
リフォームプランの計画はお正月に
スムーズに進めるためには、事前に家族の意見をまとめておく
家族全員で過ごす時間の多いお正月は、現状の不満、リフォームへの希望をまとめるチャンスです。
まずは今の家への不満と希望をみんなで出し合って、箇条書きにまとめていきましょう。ひとつひとつていねいにあぶり出していくうちに、新しい我が家の形がだんだん見えてきます。
その際は、家事ラクの視点を忘れずに。リフォームの主導権を持つ人が家事をしない人だと、いつの間にか家事が大変なプランになってしまっていることがあります。我が家を快適に健康的に保ち続けるためには家事ラクな家であることが必要です。
リフォーム計画をスムーズに進めるためには、家族の意見を先にまとめておくことが大切なポイント。家族みんなが居心地のいいリフォームを考えましょう。お正月が明けたらまとめたメモを持ってリフォーム業者に相談すれば、春にはリフレッシュした住まいで新しい暮らしをスタートさせることができますよ。
次のページは、大掃除で点検、リフォームの時期タイミングを逃さない方法、そして家族の状況によってはリフォームの延期が必要なケースをご紹介します。