リフォームのペットトラブル急増！ 事例と対策(2ページ目)

リフォームのペットトラブル
ただのホコリと侮るなかれ。健康に直接被害が及ぶことも 

リフォームのペットトラブルは、ストレスによるものだけで無く、ペットの健康に直接被害が及んだケースもあります。

例えば、壁の解体時や壁紙の貼り替え時には、石膏ボードやパテの粉が飛び散ります。これらは毎日の生活で出るホコリとは違い、量が多いだけでなく、小麦粉のように細かく空中に漂いますから、近くに水槽や鳥かごは置かないように注意して下さい。 【リフォーム中に起きたペットの健康トラブルの事例】

• 解体時、海水魚の水槽に建材の粉が入り込み、PHが変わって魚に被害が出た
• クロスのパテの粉が、熱帯魚の水槽のフィルターを目詰まりさせ、水が溢れた
• 工事の排水が庭の池に流れ込み、鯉に被害が出た
• リフォームしてから鳥が鳴かなくなった （因果関係は不明）

水の中に生きるペットにとっては水質や水温が命綱です。鳥は空気の汚染に敏感です。これらのペットは工事箇所からできるだけ遠く離し、ドアにスキマがあったらビニールで覆い、他の部屋にホコリが回らないようにしてもらいましょう。

リフォームのペットトラブル
工事中に迷子になるペットが多いので要注意！

リフォーム中は、頻繁に材料の搬出入や人の出入りがあります。

そのため玄関扉や窓が開け放しになることも多く、門扉は傷をつけないよう取り外されていることもあります。

普段は閉まっているはずのところが開いているわけですから、そこから室内飼いのペットが飛び出し、そのまま迷子になってしまったケースもあります。 

【リフォーム中にペットが迷子になったトラブル事例】

• 庭につないでいた犬が大きな音に驚き、鎖をちぎって飛び出していった。
• 猫を別の部屋に隔離していたが、ドアの開閉時に飛び出し、開いていたサッシから外に出ていって迷子になってしまった

リフォーム中はドアの開閉に細心の注意を払い、ペットはできるだけケージに入れておくか、リードを付けておきましょう。

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