家の収納リフォームをする前に、今の収納のムダをチェック
新しく収納を作るリフォームをする前に!今ある収納の3つのムダをチェックして収納力をアップさせましょう
リフォームで収納を作りたいという方はとても多いのですが、その前にまず家の中を見回して、キッチンの吊り戸棚や押入れなど今ある収納のムダをチェックしましょう。
新しく収納を作るような大掛かりなリフォームをしないでも、今の収納に少し手を加えるリフォームをするだけで、家の収納力をアップさせることができます。
今回は、今ある収納に手を加えて家の収納力をアップさせるリフォームのアイデアと、成功のコツをご紹介します。
家の収納力アップリフォーム術
その1 - 奥行き60cm以上の収納にムダが無いかチェック
新しく収納を作るリフォームをする前に、まずはキッチンの食品庫や押入れ、廊下収納など 「奥行きが60cm以上の収納」 の奥に何が入っているかチェックしましょう。例えば食品庫の奥にある乾物の賞味期限がいつの間にか切れていた、廊下収納の一番奥に流行遅れのスキーウェアが詰め込まれていた…… なんてことになっていませんか?
奥行きが深過ぎる収納は、奥にあるものが出し入れしにくいので死蔵品となりがちで、結局は手前の部分しか使わなくなっていきます。入れっ放しになって忘れ去られた死蔵品はゴミと同じ。収納の後ろ半分がゴミで埋まっていたら、スペースのムダです。
引き出しセットを取り付けるリフォームをすれば、奥まで使いやすい収納になる(アトムリビンテック)
せっかくの収納が半分しか使えていないようではもったいないですよね。奥行きが深い収納は、小さなリフォームの工夫で奥まで使いやすく変身させ、収納力をアップさせましょう。
- レールとバスケットを組み合わせた引き出しセットを組み込む
- 扉の裏側に薄いバスケットを取り付け、収納本体の奥行きを減らす
- 収納の背側にも扉を取り付け、両面から使えるようにする
次のページは、高さとスキマのムダチェックで、家の収納力をアップさせるアイデアです。