まだある未活用空間!
簡単リフォームで、壁の厚みや空中に収納スペース
収納スペースは意外なところに隠れています。まずは壁の厚みです。コンクリート壁や構造壁には取り付けできませんが、間仕切り壁の厚み部分に奥行き10cm程度の壁埋め込み収納を作ることができます。壁紙リフォームと一緒にやれば、工事も簡単です。小物が多い洗面所でも大活躍する壁埋め込み収納。ひとめで見えて出し入れしやすい(カベピタ/大建工業)
奥行きの浅い収納は中のモノがひと目で見え、出し入れがしやすく、とても便利に使えます。文庫本の奥行きは約10cmですので本棚として、トイレットペーパーの直径も約10cmですのでトイレ収納として、壁の厚みを活用したリフォームで収納力をアップさせましょう。
水まわり以外でも吊り戸棚は大活躍
そして次はもう少し上、空いている壁面を探して吊り戸棚を取り付けるリフォームをしましょう。吊り戸棚はキッチンのイメージが強いのですが、それだけではもったいない! 水回り以外でもデザインを考えれば、吊り戸棚が大活躍します。水回り以外でもデザインを考えれば吊戸棚やオープンシェルフが大活躍。
左上:照明でアクセント(Office Yuu) 右と下:ディスプレイと収納を兼ねたスタイル(アトムリビングテック)
リビングならオープンにして見せる収納にしたり、間接照明を取り付けたり、デザインの工夫を加えてインテリアのアクセントにするのがポイントです。ソファーの後ろに取り付ければ圧迫感もありません。吊り戸棚を上手に使うリフォームで収納力をアップさせましょう。
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